2021年2月10日水曜日

出張!ONCBN従軍記 #13 キャンプするものはキャンプされる

 Siberian SquadがImperiumに参加!え、今?

勝ち馬に乗るという感じでもなく、いったいどういうやり取りがあってこちらについたんだ・・・。Siberian Squadは元々北部の雄、Guardian Of The GalaxyことGOTGの一員で、Legacy陣営とPanfam・FRT陣営(今思えばこれがPAPIの元だ)に北部が焼き尽くされた後、Legacyの一員になっていた。Pandafamにつきたくない気持ちもわかるが、現状Imperiumに来てもはたして勝てるのか、乞うご期待といったところである。

戦力差は、いまだに埋まらない。それを実感したのはいよいよ包囲網が狭まるデルヴ・リージョン内でのエントーシス戦のときだ。ムニンやイーグル、複数の強襲型巡洋艦艦隊が組織され、久々に大きな戦闘になるかと思われた・・・のだが、出番がいつまでたっても来ない。タイタン前でのんびりと待機している状態。これは経験上、勝っているときではない。押されて押されてどうしようもなくなっているときだ。出ても勝てないのである。それでも長い待機時間を経て、艦隊は戦場となる星系の1つへとジャンプした。


逃げろ!!

重要なエントーシス戦ではあるが、艦船を失ってまで殴り合うつもりはないようだった。そもそも敵艦隊の方が数が多い。というかこちら1艦隊に対して2~3艦隊いる。消極的に敵に仕掛けては、エントーシス艦やその他を吹っ飛ばしては離脱する。他の味方艦隊はどこに行ったのだろう。もしかして私たち、囮?何度かそのようなやり取りを繰り返して、事件は起こった。

艦隊がワープアウトする。その先にあるのは味方のライタルで、一息つけるかなといったところだった。本来は。そこにワープアウトして来たのは敵のセイバー級ワープ妨害型駆逐艦だ。艦隊戦のセオリーではありえないほどに無策に、艦隊はこれを撃った。

簡単に解説すると、対象をターゲットした段階でテザリングが切れる(無敵状態ではなくなる)。さらに攻撃をすれば、武器使用タイマーが動いて60秒ドックインやスターゲートの使用ができなくなる。そのため、やるのであればバブルの展開とその後追撃してくる艦隊を見越して移動しながらセイバーを片付け、ヒットアンドアウェイと行くべきなのである。あるいは、まったくターゲットもせず、相手を撃ちもせず、テザリング状態を維持して相手を無視するのがよい(これは後から述べるような状況になり悪手となりかねないが)。さて、今回は特に指示が出ていなかったが艦隊司令官は「消極的なテザリング維持」を選択していた。しかし、艦隊はこれを撃ってしまったのだ。


助けてぇ!

正面から殴り合えば被害甚大、しかし殴り合わなければ撃った艦は死ぬ。というか、この状況でFCもテザリングが外れていた・・・何をやってるんだ。

総崩れになった艦隊に、艦隊司令官から「ドックインせよ」の指示が飛ぶ。慌てて全員がドックインするものの、人数のチェックでこの時点でおよそ3割の艦船が戻らないという状況が明らかになる。


エントーシス戦も負けに近づき、艦隊はドックインしたまま戦闘の終わりを待つことになった。そしてI-HUBが建て替えられたあと、出港した艦隊を待っていたのは変わらずそこで待機している敵ムニン艦隊の姿だった。

こちらの艦隊に0kmまで接近したセイバーがバブルを展開する。振り切ることは難しく、排除しようとすればその瞬間戦闘開始だ。そしたら艦隊は壊滅する。ならばインターディクションプローブのリロードタイミングで仕掛けよう、と艦隊司令官は艦隊を操り、あちこちに移動してバブルを無駄うちさせていく。しかし敵はさらにワープ妨害型巡洋艦を持ってきてキャパシタの限り永続するバブルへとこちらの艦隊を包み込んだ。そしてさらに一仕事終えた艦隊が合流し、周辺の敵艦隊は3個となった。戦力差はおよそ5:1であり、逃げる方法はまったく浮かばなかった。


他に戦略目標があれば艦隊は動きもしよう。しかし全てが終わった後の余興であり、艦船を落とすことに餓えた相手が早々に引き上げるはずもなかった。その後、艦隊司令官の操作ミスでテザリングを飛び出した艦隊がまた少々の被害を出したのを最後に、艦隊はライタル内に引きこもり、敵の撤退待ちとなったのであった。

戦闘がしたかった。こっちが完全に放置に入ったことを悟った敵艦隊は去ったが、実際のところそれを約1カ月の間ずっと続けているのがM2-XFEのヘルキャンプである。ほんの数時間でこれほどとなれば、閉じ込められている人の苦悩は想像を絶するものがある。

そろそろ解放してあげて、終戦しようぜ・・・そんな弱気な感想が出てくるほど、心にダメージを受けた艦隊なのであった。

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