2021年12月18日土曜日

出張!ONCBN従軍記 #19 フライデー・ロシアン&CCP・フェスタ

 ワープ妨害型巡洋艦のバブル範囲内に相手を釘付けにするため、あえて中央で固まり、壮絶なすり潰し合いをする。SGGRNのレトリビューション艦隊と相打ちになった艦隊戦からわずか30分後のことだ。

舞台となったのはミンマターの名所アマメイク(Amamake)である。ロシア人の配信者がTwitchでEVEを宣伝するためにCCPの艦隊と組んでアマメイクでの艦隊戦を企画した。サブキャピタル、いわゆる戦艦以下の艦船、によって構成されるもので、それに加えておそらく配信者側の(そしてCCPの)主力艦艦隊が投入される、というもの。Pandemic Hordeもこれに呼応し、フェロックス艦隊で出撃した。ヘカテ艦隊や南部ロシア勢力のハリケーン艦隊などがちらほら集まってきており、誰が誰を撃ってもいい勝負ができそうな、そんなお気楽な感じで事態は動いていた。ところがそうは考えなかった勢力が1つあったのだ。ローセクの悪童、Snuffed Outである。彼らは100隻以上のレギオン艦隊をTech 2ロジスティクス艦やネストル、そして指揮型巡洋戦艦であるダムネーションと共に投入してきたのだ。誰にとっても、これが良くないことであるのは明らかだった。

Fraternity.の艦隊がSnuffed Outと絡みだしたのをきっかけにしてPHの艦隊もそこに突入し、レギオン艦隊の撃滅を図った。ただでさえクッソ硬い支援付きレギオンなのに、これに対してSnuffed Outはあっさりと軍事力補強母艦、回復支援型の主力艦を投入してきた。


サブキャピタルイベントとはいったいなんだったのか。

こうなるとフェロックス程度でレギオンを抜くのは不可能だった。艦隊司令官は離脱を試みたがあえなく捕まり撃沈。なんとかワープアウトした艦隊に対して即座にフェロックスの乗り捨てと本拠地への帰還が指示され、艦隊はイーグルを主力として再出撃することになった。これが非常にタイミングが悪く、我々が不在な中、あっさりとイベントは進行してしまったのだ。配信者側の攻城艦や、CCP Alphaの旗艦級戦艦であるリヴァイアサンが投入され、Snuffed Outはあっさりとこれに対して攻城艦のカウンタードロップをキメた。

さらに間の悪いことに領内でFRTのマローダーを(もちろん囮だったわけだが)撃沈しようとして出撃したお間抜けなフェニックスが逆にボンバー艦隊にフクロにされているという事態が発生し、アマメイクに駆け付けようとしていたイーグル艦隊は慌ててこれの救援にかけつけた。タッチの差でお間抜けなフェニックスは爆散し、これが致命的に艦隊の移動を遅らせてしまった。アマメイクまで後数ジャンプというところで、CCP Alphaのリヴァイアサンは撃沈されてしまったのだ。

R.I.P

今回の目玉である、旗艦級戦艦のキルはお預けになった。若干テンションは低かったが、それでもSnuffed Outの艦隊はいまだ中央に座し、配信者側の攻城艦たちは対サブキャピタル用の高角砲を撃ちまくっており、その周囲を様々な勢力の艦隊が遊弋し、撃つべき標的はいくらでもいた。誰もが誰かのケツに食らいつこうとしており、襲われてはワープアウト、ワープして襲う、という戦闘プロセスがひたすらに繰り返された。逃げ遅れた奴や、勇敢な奴は皆残骸になったのだ。


そして攻城艦の数が減るにしたがって潮が引くように各勢力は引き揚げていき、PHの艦隊も最後に残されたフェニックスをボコった後、帰途についたのだった。


まったく、Snuffed Outに慈悲は無いな・・・。タイタン撃ちたかったな・・・と。

2021年12月12日日曜日

出張!ONCBN従軍記 #18 レイブン艦隊襲来!対戦監視システムを防衛せよ!

 平和だ・・・。


夏にWWB2が終結してからというもの、戦争して育った世代と共にぼんやりを日々を生きる日々。SGGRNやINIT.がやってこない限り、PHって案外オーストラリアタイムゾーンに戦闘起きないんだよな・・・。

ただし、それ以外のときは・・・というのを象徴するような戦闘が起こった。「緊急招集だ!」といつになくハッスルした艦隊司令官の声がかかったのは日本時間の朝4時半。前に出ていた艦隊がワームホール空間でINIT.相手にジリジリした戦いをしたあげく、疲労した艦隊司令官が帰り道を間違え、ふらふらになって帰還してさすがにもう寝るかなくらいの気持ちでいたときのことだ。

スルーしなかったのは、相手の内容だ。なんと侵入してきたのは戦艦の艦隊ということ。迎撃にはイーグル艦隊ほか、ロークやフェロックスの混成艦隊も出るというちょっと大がかりな戦闘の気配。緊急招集したわりにのんびりと待機していると、モジュール換装の指示。マイクロワープドライブを、アフターバーナーに・・・?ああ、なるほど。つまり、戦艦の艦隊はまっすぐ対戦監視システム(ESS)に侵入し、戦闘はその中で起こるのは濃厚だということだ。ESSは進入路が固定されている都合上待ち伏せが非常にしやすく、そこに戦艦の攻撃力が集中するという、なんだか地獄の気配がしますねぇ!


というわけで我々はホイホイと罠にかかりにやってきたのだった。戦場になったのはオイジャネン星系の隣、いわゆるローセク隣接のヌルセクであるBWF-ZZである。侵入者が絶えない、賑やかな星系だ。艦隊司令官からESSへの侵入タイミングを合わせるように指示。手動で軸合わせし、飛び込んだ艦隊が見たものは、それはもう予想通りの光景だった。


ま、そうなるよね!

侵入経路であるワープ・ビーコンの周囲にはECMバーストを搭載したスコーピオン級戦艦、中距離をプラクシスとレイブンの艦隊(高速ヘビー仕様?)が固め、完全に狙い撃ち体制。すわ全滅かと思いきや、案外生きてる!ちょろちょろとスマボっぽいダメージが来るものの、もしかしてスコーピオンの位置ずれてた?

艦隊は即座に手近なスコーピオンを殲滅し、レイブンやそれを守るロジスティクス艦に照準を合わせ、攻撃を開始した。こうなると速度で劣る戦艦はいい的で、僚艦が突っ込んで艦隊を捕らえ、次々と撃破していく。なまじ体力があるために攻撃し損ねることがなく、流れるようにプライマリターゲット、セカンダリターゲットが処理されていく。


彼らはどこで道を踏み誤ったのか。フツーに考えればカモ撃ちもいいところのはず。おそらく僚艦の艦隊、突っ込んでいったNC.の方に損害が出てるんじゃないかな・・・と思いながら、とにかく撃つ、撃つ、撃つ。リロードしてまた撃つ。撃つ。するとFCから遠距離弾への切り替え指示が。おおっ、ゴーレムまでいるのかい!?あの遠くにいたやつか!


ゴーレムを撃滅した後は、流れ的にもはや掃討戦だった。侵入者たちはどんどん数を減らし、アイスストームもかくやというほどの残骸が周囲に散らばった。最終的にレイブン・プラクシス混成艦隊はほぼ全滅し、敵味方を合計すれば100隻もの戦艦が塵に還ったのだった。

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ごっちゃごちゃでよくわからないが、味方の損害は軽微だったらしい。だったと思おう。たっぷり撃てた艦隊は大いに満足し、意気揚々と帰途についた。