2022年4月23日土曜日

EVE Onlineの値上げを考察してみる


そのニュースは突然だった。EVE Online値上げ。

さて、久々のBlogは価格についての批判、ではなく冷静に分析してみて値上げする要因、必要性を考えてみよう、というものだ。これは公式見解ではなくあくまで一個人の分析のため居酒屋の適当な戯言程度に思っておいてください。

今回、この記事を書くためにPerl Abyssの財務報告、CCP ParagonのQ/Aを引用しております。

居酒屋レベルなので推鼓などしてない。

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まず、CCPがリリースで述べている以下の文言の実現という点に注目しよう。

EVE Onlineの進化と成長に投資し続け、「EVEよ永遠に」のミッションを実現するため、既存のオメガおよびPLEXの価格を改定いたします。今回の調整では、制作費全般に影響を与える世界的な動向と長年のインフレを反映し、1か月の登録料(米ドル)を2004年以来初めて改定することになります。それに伴い、他の通貨にも影響を及ぼします。

つまるところ、EVEは現在の価格では製作費に関するバッファを持たせれない、 というお話だ。CCPの歴代の公開された財務情報をチェックしたところCCPの売り上げ事態は長いこと爆発的な変化をしていない。つまり、インフレが進めば収入が減っている、ということになる。

この点で考えれば減収ともいえるので値上げ要因の一つになっているだろうが、私はこのインフレが理由とは思っていない。だが、こんな序盤でそんなこと言いだしたら大変なので一個ずつ進めていこう。

一般的に値上げを行うタイミングというのはいくつかある。

インフレや世界的なコストの増加が起きている時期
本社のある国の税や法改正
決算など財務報告日程


今回の価格改定日はチェックしてみたところ、PerlAbyss(以下PA)の財務報告のリリース日程とかぶっていることから3つ目になる。
そうなると、この価格改定する必要があったのはなぜか?ということだ。CCPが更新して繁栄しているデータからすると、おそらくEVE Onlineのユーザーの大半は長期固定客で他のオンラインゲームと比較するとベテラン層が非常に強固であることは推察できる。

一方、PAのゲームは新規流動が中心であり、黒い砂漠、韓国オンラインゲーム事情から加味するとEVEのビジネスモデルと酷似しているが、顧客層に大きな隔たりがある。また、今回の価格改定で韓国オンラインゲームの一昔前のデフォルトといえる月額に近づけると短中期でみれば増益するが長期で見れば大幅減益することになる。ここはゲーム業界で銭勘定をしていてもしていなくても簡単にわかる話だ。

じゃあ、そんなことがわかってるのになんで改定したのか、ってところだ。
この改定の背景で一部のユーザーが語ってるのはPAの業績が振るっていない話だが、おそらくこのPAの業績が振るっていないこととCCPは然程関係がない。むしろ、CCPはそれなりに優良企業の部類に入るので見るべき点としては長期でみればCCPの増益するための成長と企業価値を高めることがPAにとっての最善だ。これは、何かあったときに子会社売却という道をつくるためにもCCPの資産価値を高めることは有用だからだ。

PAの財務報告を一通りみてみた。確かに収益が振るっていないようにもみえるが、ふるっていないというよりも波がある。赤字に転落していた時期も確かにあるが、全体でみれば既に損失分は次の財務報告分で帳消しできている数字だ。(勿論、会社経営の財務はそう簡単なものではないが、この業績を見る限り、安定である)





が、次の財務報告の数字をみるとPAの状況が若干不穏を感じるものがあった。


EVE onlineにはロシア/ウクライナなどの地域ユーザーの割合が多いという話がある。ウクライナ侵攻がEVE Onlineのユーザー数に影響を与えているのではないか?と考えた。
ロシア/ウクライナ圏が仮に全ユーザーの20%いたとしよう。この層がすべて消える、もしくはそこから2割か3割減少したと考えれば、収益は大きく目減りする。

世界的なインフレやエネルギー問題、物価の高騰をあわせれば全体の2~3割が消える可能性は非常に高い。
これを裏付けるかのようにCCP Paragonは公開Discordでウクライナ侵攻による影響が大きいことを認める発言をしたようだ。

そのタイミングで価格改定をしたわけだが、ではこれによってユーザー離れ起こすからCCPの収益は大幅に減るのではないか? という観点からみてみよう。

まず、一般的に価格改定をすると短期でみれば売り上げは減少するが、中長期でみれば増益することが基本となる。

が、このレベルの値上げとなると9割がた失敗する。いい例がNCSOFTが過去に運営していたネットゲームたちだ。あれらの多くは強気な価格設定で爆死を経験された方々だ。

唯一例外なのがリネージュとギルドウォーズなのだが、リネージュは先進性で売れ、ギルドウォーズはスタッフが元Diablo2スタッフでファンがいたことやesportsにあの時期から挑戦したこと(爆死したが)、あの販売方式とサーバー、プログラムなどが今の技術でみてもイカれてることから一般的なケースとして両方とも採用はできない。NCSoftのあいつらはネトゲの歴史でみても化け物ぞ。

月額課金制を採用して強気な価格設定を行ったゲームは大半が爆死。短期収益を確保してその後月額無料やP2Wに切り替えたりと販売モデルの変更を余儀なくされている。

失敗の前例があり、業界的にも悪手だといわれているこれを選ぶ、ということは何か別の狙いがあると考えるべきだ。じゃあ、それは何か?

CCP Paragonは非公式Discord内で急遽Q/Aを行い、いくつかのことを明確に答えています。

1、値上げの背景はウクライナ侵攻の影響があります(ロシアからの収入がない、といってるようです)
2、現在のビジネスモデルではゲームに多くの投資をすることが難しい
3、この値上げ幅に見合うだけのものをFanfesで発表する予定である
4、複数アカウントユーザーに対する割引は行いたいが、方法がわからない。また、それらを行うにしても資金が必要です。



CCP Paragonの回答からすると、CCPはビジネスモデルの限界を感じていたため、値上げかビジネスモデル変更は検討されていたものと思われます。
しかし、検討をしている段階でウクライナ侵攻の影響によりロシア圏からの収入を失い、赤字に転落、もしくは危険な状態に陥る未来が見えているのでしょう。今後の展望からも短中期でみても資金を一時的に稼いで新たなビジネスモデルの構築や開発に投資するという経営判断を下した可能性は高いように感じました。(PAも関与して韓国ゲームのビジネス手法を教えていると思います)

最も、CCP途中に述べたように企業としては優良企業の部類です。この宣伝、告知、判断などから色々別問題はありますが、それなりに検討したと思われます。(これを裏付けるだけのものが存在します)


総評

CCPを改めて調べなおしてこの企業の安定感は変態である。今回の選択は今までのCCPらしからぬと感じ取れるが、Fanfesや開発に対するなんらかの勝算を強くもっているものと考えられる。

ただ、値上げの額などについては音声などから十分な検討によるものではないことを感じ取れた。今回の騒動はすべて、広報と販売戦略に強い人物がいればここまでにならなかったし、NFT、スペクターパックについてもトラブルにならなかった。この点からもやはりCCPは広報と販売戦略を担う人物を雇用するべきだと思う。

これは一般的なゲームをやってない担当ではなく、EVEをプレイしているゲームを理解している広報と販売戦略を担う人物、という意味でだ。

これらの答えはすべてFanfesと今後の財務情報で明らかになることだろう。

以上がMuraku Butlerの見解です。












2021年12月18日土曜日

出張!ONCBN従軍記 #19 フライデー・ロシアン&CCP・フェスタ

 ワープ妨害型巡洋艦のバブル範囲内に相手を釘付けにするため、あえて中央で固まり、壮絶なすり潰し合いをする。SGGRNのレトリビューション艦隊と相打ちになった艦隊戦からわずか30分後のことだ。

舞台となったのはミンマターの名所アマメイク(Amamake)である。ロシア人の配信者がTwitchでEVEを宣伝するためにCCPの艦隊と組んでアマメイクでの艦隊戦を企画した。サブキャピタル、いわゆる戦艦以下の艦船、によって構成されるもので、それに加えておそらく配信者側の(そしてCCPの)主力艦艦隊が投入される、というもの。Pandemic Hordeもこれに呼応し、フェロックス艦隊で出撃した。ヘカテ艦隊や南部ロシア勢力のハリケーン艦隊などがちらほら集まってきており、誰が誰を撃ってもいい勝負ができそうな、そんなお気楽な感じで事態は動いていた。ところがそうは考えなかった勢力が1つあったのだ。ローセクの悪童、Snuffed Outである。彼らは100隻以上のレギオン艦隊をTech 2ロジスティクス艦やネストル、そして指揮型巡洋戦艦であるダムネーションと共に投入してきたのだ。誰にとっても、これが良くないことであるのは明らかだった。

Fraternity.の艦隊がSnuffed Outと絡みだしたのをきっかけにしてPHの艦隊もそこに突入し、レギオン艦隊の撃滅を図った。ただでさえクッソ硬い支援付きレギオンなのに、これに対してSnuffed Outはあっさりと軍事力補強母艦、回復支援型の主力艦を投入してきた。


サブキャピタルイベントとはいったいなんだったのか。

こうなるとフェロックス程度でレギオンを抜くのは不可能だった。艦隊司令官は離脱を試みたがあえなく捕まり撃沈。なんとかワープアウトした艦隊に対して即座にフェロックスの乗り捨てと本拠地への帰還が指示され、艦隊はイーグルを主力として再出撃することになった。これが非常にタイミングが悪く、我々が不在な中、あっさりとイベントは進行してしまったのだ。配信者側の攻城艦や、CCP Alphaの旗艦級戦艦であるリヴァイアサンが投入され、Snuffed Outはあっさりとこれに対して攻城艦のカウンタードロップをキメた。

さらに間の悪いことに領内でFRTのマローダーを(もちろん囮だったわけだが)撃沈しようとして出撃したお間抜けなフェニックスが逆にボンバー艦隊にフクロにされているという事態が発生し、アマメイクに駆け付けようとしていたイーグル艦隊は慌ててこれの救援にかけつけた。タッチの差でお間抜けなフェニックスは爆散し、これが致命的に艦隊の移動を遅らせてしまった。アマメイクまで後数ジャンプというところで、CCP Alphaのリヴァイアサンは撃沈されてしまったのだ。

R.I.P

今回の目玉である、旗艦級戦艦のキルはお預けになった。若干テンションは低かったが、それでもSnuffed Outの艦隊はいまだ中央に座し、配信者側の攻城艦たちは対サブキャピタル用の高角砲を撃ちまくっており、その周囲を様々な勢力の艦隊が遊弋し、撃つべき標的はいくらでもいた。誰もが誰かのケツに食らいつこうとしており、襲われてはワープアウト、ワープして襲う、という戦闘プロセスがひたすらに繰り返された。逃げ遅れた奴や、勇敢な奴は皆残骸になったのだ。


そして攻城艦の数が減るにしたがって潮が引くように各勢力は引き揚げていき、PHの艦隊も最後に残されたフェニックスをボコった後、帰途についたのだった。


まったく、Snuffed Outに慈悲は無いな・・・。タイタン撃ちたかったな・・・と。

2021年12月12日日曜日

出張!ONCBN従軍記 #18 レイブン艦隊襲来!対戦監視システムを防衛せよ!

 平和だ・・・。


夏にWWB2が終結してからというもの、戦争して育った世代と共にぼんやりを日々を生きる日々。SGGRNやINIT.がやってこない限り、PHって案外オーストラリアタイムゾーンに戦闘起きないんだよな・・・。

ただし、それ以外のときは・・・というのを象徴するような戦闘が起こった。「緊急招集だ!」といつになくハッスルした艦隊司令官の声がかかったのは日本時間の朝4時半。前に出ていた艦隊がワームホール空間でINIT.相手にジリジリした戦いをしたあげく、疲労した艦隊司令官が帰り道を間違え、ふらふらになって帰還してさすがにもう寝るかなくらいの気持ちでいたときのことだ。

スルーしなかったのは、相手の内容だ。なんと侵入してきたのは戦艦の艦隊ということ。迎撃にはイーグル艦隊ほか、ロークやフェロックスの混成艦隊も出るというちょっと大がかりな戦闘の気配。緊急招集したわりにのんびりと待機していると、モジュール換装の指示。マイクロワープドライブを、アフターバーナーに・・・?ああ、なるほど。つまり、戦艦の艦隊はまっすぐ対戦監視システム(ESS)に侵入し、戦闘はその中で起こるのは濃厚だということだ。ESSは進入路が固定されている都合上待ち伏せが非常にしやすく、そこに戦艦の攻撃力が集中するという、なんだか地獄の気配がしますねぇ!


というわけで我々はホイホイと罠にかかりにやってきたのだった。戦場になったのはオイジャネン星系の隣、いわゆるローセク隣接のヌルセクであるBWF-ZZである。侵入者が絶えない、賑やかな星系だ。艦隊司令官からESSへの侵入タイミングを合わせるように指示。手動で軸合わせし、飛び込んだ艦隊が見たものは、それはもう予想通りの光景だった。


ま、そうなるよね!

侵入経路であるワープ・ビーコンの周囲にはECMバーストを搭載したスコーピオン級戦艦、中距離をプラクシスとレイブンの艦隊(高速ヘビー仕様?)が固め、完全に狙い撃ち体制。すわ全滅かと思いきや、案外生きてる!ちょろちょろとスマボっぽいダメージが来るものの、もしかしてスコーピオンの位置ずれてた?

艦隊は即座に手近なスコーピオンを殲滅し、レイブンやそれを守るロジスティクス艦に照準を合わせ、攻撃を開始した。こうなると速度で劣る戦艦はいい的で、僚艦が突っ込んで艦隊を捕らえ、次々と撃破していく。なまじ体力があるために攻撃し損ねることがなく、流れるようにプライマリターゲット、セカンダリターゲットが処理されていく。


彼らはどこで道を踏み誤ったのか。フツーに考えればカモ撃ちもいいところのはず。おそらく僚艦の艦隊、突っ込んでいったNC.の方に損害が出てるんじゃないかな・・・と思いながら、とにかく撃つ、撃つ、撃つ。リロードしてまた撃つ。撃つ。するとFCから遠距離弾への切り替え指示が。おおっ、ゴーレムまでいるのかい!?あの遠くにいたやつか!


ゴーレムを撃滅した後は、流れ的にもはや掃討戦だった。侵入者たちはどんどん数を減らし、アイスストームもかくやというほどの残骸が周囲に散らばった。最終的にレイブン・プラクシス混成艦隊はほぼ全滅し、敵味方を合計すれば100隻もの戦艦が塵に還ったのだった。

https://zkillboard.com/related/30002440/202112112000/


ごっちゃごちゃでよくわからないが、味方の損害は軽微だったらしい。だったと思おう。たっぷり撃てた艦隊は大いに満足し、意気揚々と帰途についた。

2021年11月15日月曜日

【動画】HACs Browl E-VKJV (日本語)


動画撮影:Estela Tekitsu
字幕・文:同上


 WWB2は概ね1年間継続した戦争であり、ストラクチャバッシュや大規模キャピタルファイトなどの各種艦隊戦闘、または終わりのないクロークキャンプやヘルキャンプなど数々の作戦が実行されました。この記事を読んでいる多くのカプセラにも記憶に残る戦闘にKill、斬鬼の念に堪えないLossなどあるかもしれません。

 今回は自分(Estela)が参加した中でサブキャピタルの艦隊戦*として思い出深い、WWB2ほぼ最終盤に展開されたHAC(襲撃型巡洋艦)のフリート同士の艦隊戦闘の動画を公開します。動画内ではDPS担当艦としての立ち回りの解説をしていますが、あくまで一例として参照下さい。


*自分個人の思い入れのあるスーパーキャピタル戦闘に関する記事は以下記事を参照下さい。

M2-XFE Mass Extinction Event (大規模絶滅)従軍記

2021年11月9日火曜日

EVE Online 初心者ガイド2021改訂版 Part1/6 ~本当に、初期から編~

 ※ このガイドの内容は今までの初心者ガイドの情報を2021年版に更新し、再編、再構成して書いてるものの第一弾です。全六回を予定。


これは、新しいチュートリアルを前情報なしでプレイし、気になったことなどをまとめてガイドにしたものである。


この初心者ガイドはまったくEVEに触れてきてない、今から始めようとしている人に向けているため、本当に初期の初心者プレイヤーを前提としています。



1、アカウントを作成……ちょっとまて!フレンドプログラムの招待リンクを使え!


アカウントをいきなり作るんじゃない。作るなら必ずフレンドプログラムの招待リンクを使え!わからないだと?このURLを踏んで作るんだ!

https://www.eveonline.com/ja/signup?invc=8ed21f8b-a480-4e75-96c6-6d87fdaa5f27


使う理由については、単純だ。自由に使えるスキルポイントが1,000,000ポイント獲得できるからだ!どれくらいの価値かわからないだと?

時間に直すと二週間以上。ゲーム内通貨のISKに換算するとスキルインジェクター2つ分の1.3B(1,300,000,000ISK、十三億ISK)以上、課金アイテム(PLEX)の購入金額でいえばおよそ1800円程度に換算できます。


2、アカウントを登録しました。クライアントのDLをする


アカウントをつくったら、そのままクライアントをDLし、インストールをするんだ!

このとき、時間や回線に余裕があるならすませておいたほうがいいことがある。


まず、アカウントを登録した際にメールアドレスを入力しただろう。そのメールに登録が完了したよっていうメールとアカウント認証をしてくださいというメールがある。



 このようにメールがきています。メールをみてる貴方はおきてるので、一旦下は無視してメールを認証してください!をみましょう。


このメールを開くと、認証リンクがあるため、認証を済ませる。

これが済んだあたりでランチャーのDLとインストールがちゃちゃっと終わっているだろう。


ランチャーを起動したら、ランチャー右上の歯車マークから設定画面を表示できる。
この設定画面を開いたら


ランチャーの言語設定を日本語に切り替え、EVEゲームクライアントのフルダウンロードにチェックをいれよう。バグや色々心配な人は言語設定を英語のままにしておくことをおすすめする。


3、長いダウンロードとインストール中にしておくこと


ここで艦長、起きてくださいとかいてあるいかにもスパムメールみたいなやすっぽいかんじできたメールを開きます。


そこにEVEアカデミーのリンクがあるので、そこをみるとインストールされてる間にそこに書いてあることを流し見しておくことをおすすめする。


はっきりいうが、どういうゲームかわからないうちにみてもそこに書いてあることは絶対にわからないが、雰囲気で楽しめるはずだ。



4、クライアントを起動しました


クライアントを起動したら、言語が日本語になってるか、英語になってるかを確認しよう。

ESCキーを押すと設定画面が開かれる。まず、最初にするべきことはフルスクリーンモードではなく、ウィンドウモードにすることだ。

このEVE Onlineというゲームはゲーム中に多くのものをみたり調べることが多い。フルスクリーンだとよそ見しづらいので、ウィンドウモードにすることをおすすめする。


言語が英語になっているようだったら、Languageから日本語に変更することができる。このとき、Important Nameのチェックボックスを二つともいれることを推奨する。

そうしたら、Apply Language settingsを押す。そうすると、クライアントの再起動を要求されるので、再起動しよう。


これらを終えたら、ようやくキャラクター作成だ。


5、キャラクター作成をしよう



選ぶ国家は自分の好みでよい国家はスタート地点、見た目、支給される艦(初心者艦)などに差はでるが、最初の、はじめてのキャラクターではまったく気にすることではない。


むしろ、自分の好きなように、自分の分身としてロールプレイできるキャラクターをつくることがいいだろう。



学校の選択もスタート地点に関係するものなのでご自由に。


キャラクター名は自分自身を示すものです捨てハンや下ネタなどは絶対使わないようにし、自らをアピールできて恥ずかしくないものにしましょう。


仮に恥ずかしいものにした場合、このゲームをプレイしてる最中、


永遠に恥ずかしい名前でよばれるようになり、恥ずかしい名前の人は

大半の人にガチで避けられます


少なくとも、私も同様に名前に〇ンコとか〇ックス大好きとかア〇顔ダブルピースとかそういう下ネタや政治的な名前つけてる人は見た瞬間、お近づきになりたくないと思います。


6、ゲーム開始


オープニングが終わると、ゲームがはじまり、チュートリアルがスタートします。

最初は難しいことを考えず、チュートリアルにしたがってプレイしましょう



7、チュートリアル終了


キャリアエージェントのいる場所まで移動すると、案内が一通り終了し、チュートリアルが終わります。ここからキャリアエージェントをやるもよし、無視するもご自由です。



FAQ


Q、最近の動画とかSSでみるUIとかなり違うんだけど?

A、チュートリアルが終われば表示されてないものがいろいろ表示されます

Q、チュートリアルの進行がよくわからない

A、目的や操作方法を文章で説明してくれてるので、落ち着いてゆっくり読み上げましょう。理解できるかもしれません。

Q、チャットみえないんだが???

A、チュートリアル終われば見える


Q、メール来たんだけど?
A、メールは見えるんだ







2021年8月26日木曜日

出張!ONCBN従軍記 #17 PandaとPandemicの小競り合い

 WWB2、Goonswarmの本拠地1DQ-Aを攻めきれず、PAPIは瓦解した。各勢力は本拠地に撤退し、1年1カ月の間戦場となったデルヴ、クエリアス、ピリオド・ベイシス、そしてファウンテンはV字回復というには角度が鈍すぎるほどの急速回復を見せている。各所に設置されたキープスターは放棄され・・・一般的なカプセラの財布事情からは想像もできないだろうが、2000億ISKの超大型建造物であろうと放棄だ・・・それはカタルシスに身を震わせるGoonswarm達のおやつになっている。最終的には、おそらく実装から現在までに落ちたキープスターの約4割強、ほぼ半数がこの戦争で落ちたという計算になるだろう。

なんだか色々あってPandemic Hordeに移ったONCBNはカレヴァラエクスペンスとかいう、20世紀地球でいえばニューギニアのような土地でのんびり休暇としゃれこんでいたのだが、本格的にPAPIが解体されたことで周辺アライアンスとの関係がリセットされ、本格的な「日常的な小競り合い」が始まったことにより、ちょろちょろと防衛フリート等に参加するようになっていた。


Siege Greenのキキモラ艦隊が侵入し、ハーピー艦隊が迎撃に出た。この時点ですでにお茶を噴き出してしまうほどの「日常的な小競り合い」だ。それと前後して侵入してきたFRT艦隊を迎撃すべく、艦隊はハリケーンに乗り換えて再出撃した。Pandafamとか言われて仲良くやっていた間柄だった気もするが、ずいぶんといえばずいぶんな、淡泊な話である。Pandemic Hordeのハリケーン艦隊は、ローセクを経由してトリビュート・リージョン方面へと抜けようとするFRTの艦隊にジャンプゲートなどを駆使してギリギリで追いついた。

いや、追いつかされた。

エスリウム・リーチ・リージョンとローセクの境にあるLXQ2-T星系に入った直後、ハリケーン艦隊は敵性のバブルの中にあり、一番いい位置で待ち構えていたFRTのハリケーン艦隊、いや、スレイプニル艦隊と接敵した。スレイプニルとハリケーン艦隊仕様という強力な船を組み合わせて編成された、いわば重ハリケーン艦隊。支援型のバジリスク、そして電子戦型の巡洋艦が数隻随伴し、その編成はこちらを確実に上回っている。艦隊司令官は回避行動を取りつつ相手を削ろうと試みたが、相手の防御力は想像をはるかに超えており、なおかつ味方の足並みもそろわず、ほとんど損害を与えられずに退避することになった。

しかし戦闘は終わってはいなかった。現地キープスターに退避したハリケーン艦隊をあざ笑うかのように悠々と出口のゲートへとワープしたスレイプニル艦隊だったが、何の因果か、それとも味方のバブルの妙技が決まったか、ゲートから離れた位置に展開されたバブルに数隻の艦、しかもロジ艦ばかりが引っかかったのだ。即座に艦隊司令官はそこに艦隊をワープさせて攻撃に移った。弾薬を近距離用に切り替えて撃滅を目指す。もちろんFRT側も即座に救援にかけつけようとしたが、バブルの位置が悪く、現場にワープアウトしたのは粘りに粘ったバジリスクが2隻落ちた時、しかも近距離用の弾を込めたPHのハリケーン艦隊の最適射程距離付近だった。今度は完全に相手が崩れた状態でぶち当たったわけである。

バブルからの回避行動を取ろうとするFRTのスレイプニル艦隊と、揉み合うように至近距離から食らいつくPHのハリケーン艦隊の噛み合いが始まった。


ゲートキャンプ時には完璧に取れていたであろうロジスティクス艦の連携を欠いたスレイプニル艦隊は面白いように落ちた。PH側も相当の損害を出したのだが、先の接敵時には削れる気がしなかった強力なスレイプニル艦隊は半壊。最後には身をよじるようにバブルから離脱し、戦闘は終了した。

https://zkillboard.com/related/30002355/202108251400/

強力な船だけに落ちたら大損害である。結果PH側の損害約20億に対して、FRT側は100億という大きな損害を出し、今回は大勝利となった。

その後もInisiative.のギラ艦隊、FRTのベクサー艦隊と千客万来。ブルードーナツかとクサしていたのも過去のこと。これはしばらく退屈はしそうにないのである。

2021年7月19日月曜日

翻訳記事:Battle of Vak’Atioth(Vak’Atioth大戦跡地)

 (原文:https://evetravel.wordpress.com/2021/05/23/battle-of-vakatioth/)

 

ジョビの研究基地に、アマーの船の残骸が迫っている

宇宙で起きた最初期の話の中でも、子供の頃に読んだVak’Atiothの大戦は興味深く覚えている。最初はその戦いについて断片的に聞きかじるだけだったが、後に母が大戦について書かれた(私の年頃にぴったりの)歴史書を与えてくれた。数週間後、私は本の内容をそらで言えるくらい読み込んだものだ。「自分はその本に魅了されてカプセラになった」と言ってしまうのは、さすがに大げさかもしれない。だが、大戦の記録が子供時代の私に与えた衝撃というのは、Gallente Primeの外の世界で起きる出来事に私を駆り立てたと言っても、誇張にあたらないだろう。Vak’Atiothの大戦は、単にMinmatar(ミンマター)反乱の直接の引き金になっただけの出来事ではない。この大戦は、Jove(ジョビ)の船をとりまく多くの謎を浮き彫りにした事件だった。一体どうやって、彼らは強大なAmarr(アマー)帝国を完全に圧倒したのだろうか? 彼らの船には、一体どんな秘密が隠されているのだろうか?

 

この戦いで失われたジョビのフリゲート艦は、いくつか鉄くずが残されるのみだった

カプセラのライセンスをすべて取得し終えて、宇宙を旅する自分の船を調達したとき、真っ先に飛び込んだヌルセキュリティ空間のひとつが大戦のゆかりの地だった。現在、そのシステムはシンプルにAtioth(アティオス)と呼ばれている。長年私は、かつての戦場を自分で訪れたいと憧れつづけ、子供時代から私を虜にするジョビの船を自分の目で確かめたいと願ってきた。しかし、船で航行可能なエリアにはどこにも戦場跡地がないと知り、非常に落胆したものだ。帝国が自身の最も悲惨な敗戦の記録を隠しているのか、それともジョビが船に隠されたテクノロジーを秘匿しようとしているのか、またはNew Eden全体を我々カプセラの影響から守ろうとするCONCORDの綿密な計画の1つなのかは分からない。Vak’Atiothの大戦は、長らく世間の目から隠されていた。それでも私は諦めきれず、自分が何か見逃している可能性や、誰かが戦場跡地へ通じるルートを発見していることを期待して、数年ごとにこの地を訪れていた。

 

アマーの戦闘グループの残骸

その後、CONCORDから歴史的大戦の現場がついに一般公開されたとの発表があったとき、私がいかに興奮したかご想像いただくのは容易いと思う。だが最近いつも思うのだが、私がヌルセキュリティの奥深くに足を運ぶのが最も難しいタイミングを見計ってCONCORDは発表を出しているのではと疑うくらい、多忙な時期に限って嬉しい知らせが届く。それでもどうにか惑星生活の責務を片付けて、おなじみのアティオスへ通じる航路を急いだ。子供の頃から憧れた歴史的戦場を一刻も早く見たいあまり、足が遅くて確実なScientiaではなく、より高速なProfessor Scienceに乗ろうかと真剣に悩んだくらいだ。ScientiaTenguクラスの船だが、危険なヌルセキュリティ空間を航行するならProfessor Scienceよりはるかに適している。結局、常識的な考えに従って安全なTenguクラスの船で出航したが、ジャンプゲートからジャンプゲートへ飛ぶとき、少しでもペースを上げるよう静かに船を急かした。

 

すぐに私は、現場に着いた。K-IYNWからアティオスへ通じるゲートをくぐり、Scientiaに搭載されたスキャナーを回すと、現れたビーコンには待ち焦がれた名前がはっきり書かれていた。「The Vak'atioth Battlefield(Vak’Atioth大戦跡地)」。私は船体の向きを適切な方向にアラインさせ、慎重にワープエンジンを起動した。途中、ワープ妨害バブルに捕まるトラブルはあったものの、バブルはすぐに崩壊して五体満足の状態で目的地に到着した。

 

母艦の超兵器によって破壊されたアマーの戦艦

現場に着いてまず目についたのは、静かにたたずむJove Observatory(ジョビ天文台)の外観だ。今でこそ我々はこの手のステーションをよく見知っているが、長らくきわめて深い謎に包まれた存在だった。ステーションの周りにはアマーの船の残骸が群れをなして漂っており、かつて黄金の無敵艦隊と謳われたフリートが、どれほど被害を受けたか今に伝えていた。だが私は、何もアマーの船の残骸を見に来たわけではない(この手のスクラップは、最近あり余るほど手に入るようだが)。私はすぐさま、残骸の中にジョビの船がないか探し始めた。だが残念なことに、伝説に名を遺すJoveの船として見つかったのは、いくつかのねじ曲がった鉄くずだけだった。快速を誇るジョビの船は宇宙の過酷な環境の中で風化したか、あるいはとっくの昔にアマー・CONCORD・ジョビ・Angel Cartelや、他の謎めいた勢力によって略奪されてしまったのだろう。つややかなジョビの艦船をこの目で見る夢は、叶わなかった。

 

次は何をしようか思案しながらローカルビーコンを調べていたら、データバンクから驚くほど詳細な説明が飛び出してきた。

 


 

Vak’Atiothの大戦は、アマー-ジョビ戦争において両陣営が衝突した最も重要な戦闘です。西暦23216(YC20)Vak’Atioth(現在のアティオス)システムで戦闘が起き、アマー海軍200隻とジョビの母艦率いる分遣隊が衝突しました。戦闘は帝国側の大敗に終わり、広域に損失を残しました。当時、この戦闘はNew Edenの歴史上最大規模の戦闘として記録されました。

 

事件のきっかけは、帝国が自国の威信を示すため、小規模なジョビの研究基地のみが点在する国境沿いのシステムであるVak’Atiothを攻撃する決定を下したことが始まりでした。アマーは数週間に渡り、システムの所有権と「神の意志」による権利の正当性を主張するメッセージを発信しました。

 

しかし帝国側の宣伝行為は、かえってアマーを迎え撃つ準備をジョビに促すことにつながりました。アマーの艦隊は主に戦艦や重巡洋艦で構成されており、支援は手薄で、停泊した状態の艦隊は無防備でした。

 


ジョビはこれに対して、少数精鋭のフリゲート級艦船を送り出しました。アマー側は停止したジョビの船を1機撃墜したものの、その間に他のジョビのフリゲート艦は最高速度に達し、アマー艦隊の動きを封じました。直後、ジョビの母艦が戦場に出現。New Edenでも他に類を見ない巨大な古代艦には、最も新しく最も破壊的なジョビの兵器が搭載されていました。この最新鋭の兵器は、アマーの戦艦を一撃で完全破壊する威力を秘めていました。

 

アマーの艦隊はジョビのフリゲート艦に身動きを封じられ、巡洋艦の長距離砲と母艦のdoomsday weapon(終末兵器)によって一隻ずつ潰されていき、大混乱に陥りました。指揮系統は混乱し、一方でアマーの軍法は前線の戦力に降伏も撤退も許しませんでした。

 

実際の戦闘はわずか6時間ほどで終結しました。アマーの戦力はほとんど壊滅したものの、ジョビ側は1/3の戦力を失っただけでした。

 


ジョビに惨敗したこの出来事は、帝国に大きな衝撃を与えました。すぐさま報復戦力が再編成され、ジョビのフリゲート艦に有効打を与えるために異なる戦術を用いた2度目の攻撃が計画されました。一方、ジョビは国境沿いのシステムから撤退し、防衛拠点に戦力を集中させ始めました。

 

しかし、実際にはジョビとアマーの2度目の衝突は起こりませんでした。直後、これを好機と見たミンマターが蜂起し、Gallente(ガレンテ)連邦内のミンマター同情派の後押しを得て大規模な反乱が発生。帝国はすぐにミンマターの対応に注力し、急遽ジョビと平和条約を結びました。

 

Vak’Atiothの大戦によってジョビ帝国は無敵の大国との立場を獲得し、これ以降、4大国や他の勢力はジョビに対して軍事的衝突を控える動きが広まりました。

 

 

私は、放棄された研究ステーションも調べてみることにした。てっきり他の放棄されたジョビ天文台と同じような説明が出るとばかり思っていたが、驚くことにAuraはいくつかの追加情報をもたらしてくれた。

 


 

この朽ち果てた残骸は、かつてジョビの研究前哨基地として使われていました。今となっては、アマーの攻撃をきっかけにVak’Atiothの大戦が始まる以前にジョビがここに居たことを示す、唯一の歴史的建造物です。

 

前哨基地は無傷で大戦を生き延びましたが、直後にジョビ帝国は国境沿いのシステムから撤退したため、この前哨基地も使われなくなりました。最終的にジョビ帝国は、自国とNew Edenを結ぶゲートの接続をすべて断ち切りました。この施設と同様に、放棄された前哨基地はメンテナンスシステムが崩壊しているため徐々に風化が進行しており、いわゆる「ナノロット(注記:微小レベルの腐朽)」状態へと崩壊していくでしょう。一方、海賊やその他の突発的な勢力が放棄された施設を略奪するため、不安定な防衛システムに無謀な挑戦を仕掛けることもあります。

 

 


今回の旅では、残念ながらジョビの船をこの目で見る長年の夢は叶わなかった。(もちろん鉄くずの状態ならジョビの船は見つかるが、いくつか破片を見たところで、私の夢が達成されたとはとても感じられなかった。また言うまでもなく、戦場跡地にジョビの母艦は残されていなかった)だがひとつだけ、子供の頃から抱く夢が叶った出来事がある。私は文字通り、歴史が誕生した地を自分の船で飛んでいた。ジョビの船はいまだに私にとって大いなる未知の存在だが、私が今いる場所、アティオスIの上空を、かつて彼らも自由に飛び回っていた。その事実に変わりはない。いつの日か、私も本物のジョビの船を目撃するときが来るかもしれない。だがそれまでの間、また違った夢を叶えることもできるのだ。

 



 (翻訳:渋丸)