元記事
https://forums.eveonline.com/t/arc-case-study-niarja-totality/273186
※ この記事はナイアルジャ陥落後の変化を研究したカプセラによる報告です。
EVEのロールプレイの楽しみ方の一つとしてこういうものもあるということをご覧ください
Haria Haritimado
親愛なるカプセラの皆さんへ、
同僚のGiesta Nimbelainが先日アナウンスしたように、ついに皆既食がニューエデンを襲いました。私は今、Niarja(あるいはNiarjaだった場所)から現状を報告しています。まずはそこで最初に目撃した光景と、その印象を共有したいと思います。もしよろしければNiarjaのケーススタディについて、引き続き検証と議論にご協力ください。
150万kmから撮影したNiarjaの恒星:
20万kmから撮影したNiarjaの恒星:
新しいゲートのような構造物が出現しました。NiarjaからRaravoss、Harvaへの2つの出口ゲートの中央には、トリグラビアンの黒玉が置かれていました。この構造物の名称には「Svarog Vyraj Anchorage」とあります。
以前使われていた三つの出口ゲートは現在、機能を停止しており、「妨害されたゲート」という名称になっています。ゲートに結晶状の物質が集合している点にご注目ください。MADとKAAゲートでは、はっきりとその様子が観察できます。結晶集合の進行状況は、MADゲートにおいては著しく悪化しています。
最初の現状報告によりますと、ローカルチャットは今のところワームホールのように基本隠された状態になっています。Dazh Liminality Focus、Dazh Porevitium Transmuter、Stellar Fleet Deployment、World Arkは現在もシステムに存在します。今のところ、システムにflashpointは残されておらず、大小問わずconduitも存在しません。Sansha、Droneアノマリは今もシステムにあり、同様にセレスチャル(celestial)、税関(custom office)、そしてもちろん、超光速通信網(faster-than-light communication)も健在です。
加えて、ニューエデン当局は懸案のスターゲート再起動について、広域通信で次のような通達を発しました:
お知らせ履歴
https://forums.eveonline.com/t/war-journal-triglavian-collective/250400/183
一時的な時空干渉が発生しております
スターゲート網は再起動中です
以上で報告を終わります。
2020/10/14
Haria Haritimado
Niarjaのワームホールについてのアップデート
手短にワームホールの情報を共有いたします。見たところ、Niarjaでは今もワームホールの出口が生成されています。ヌルセクのザ・スパイア(The Spire)にK162(訳注:ワームホールの出口)が通じているワームホールは、通常通りのシグネチャとして出現していました(このときはQTZ-496という名称でした)。しかし、ワームホールはIsogen-10の結晶体がぎっしりと敷き詰められた場所に出現していました。加えて、トリグラビアンの存在を全く気にも留めず、ローグドローンがワームホールの出口を見張っています。探索する方は十分に距離を離した場所にワープインして状況を観察することを推奨します。
2020/10/14
Haria Haritimado
トリグラビアンの勢力図に関するアップデート
皆既食の起こるシステムがニューエデンのスターゲート網から分断されたために、地図上に新たなリージョンが誕生しました。侵略者たちによって、そのリージョンはPochvenと名付けられました。リージョンに含まれるシステムは三つのコンステレーション(Krai)に分断されています。それぞれのコンステレーションはPerun、Svarog、Velesによって統治されていると推測されます。そのため、コンステレーションはKrai Perun、Krai Svarog、Krai Velesと名付けられました。
侵略の最終段階でセキュリティが良好な青いシステムが全体的に残る結果となったため、私たちの使い慣れたk-空間全体マップの中で新しいリージョンは地図上部にかぶさる形で広がっています。
赤線は皆既食の起きたシステムと接続しているシステムを表しています。
Niarjaは新しく形成されたPochvenリージョンの中のKrai Svarogコンステレーションに属しています。トリグラビアンのスターゲートはNiarjaとHarva、Raravossを結んでおり、その2つのシステムもまたSvarogによって管理されています。
2020/10/14
Haria Haritimado
トリグラビアンの係留物に関するアップデート
Svarog Vyraj Anchorageを調べた結果、この建造物はある種のステーション、法廷、あるいは政治的ランドマークとしての機能を果たしていることが分かりました。この係留物は最初、トリグラビアンの設置したゲートだと思われていましたが(もちろんその見立てはある程度正しかったわけですが)、この建造物はキャピタル級やそれ以上の船舶、すなわちWorld Arkなどを収容する能力があることがはっきりしました。
加えて、この三角形の係留物の頂点は、トリグラビアンの3つの勢力であるSvarog、Veles、Perunそれぞれのためにあるように見えます。3つの頂点には異なる紋章が掲げられており、それ以外の三角形の辺にあたる部分はほぼ同じ構造をしていました。
そこでは私がこれまで見たことのない現象が起きており、実際に科学的見地から調査することができました。zero-point物質と思われるものが目の前で形成される模様が確認できたのです。トリグラビアンは一切隠そうともせず、彼らの洗練された重力操作の技術を披露していました。我々は思わずその様子に見入ってしまい、固形の物質が特殊な設計のもとに重力トラップへと変換されていく様をただただ眺めていました。その様子を撮影してきましたので、是非ご覧ください。
話を少し実際的なことに戻しますと、GilaとBasiliskで構成されたローミングフリートがシステムに出没するようになりました。過去にローグドローンやトリグラビアンの船舶が出現するようになったのと同じ歴史をたどっているように思われます。
これと関連してMaira Blackfireによるフィールドログ(リンク)についても言及したいと思います。彼女もOtanuomiというシステムにて同様の調査を行っています。
それでは皆さんの航行の安全を祈ってます!
追記:Svarog Vyraj Anchorageはデッドスペースポケットと同じように、オングリッド上に非常に強力な重力を作用させているようで、アンカービーコンへのワープを全て引き寄せてしまいます。ワープイン地点周辺には、すでに遺体や残骸が散乱しています。探索を予定している方は、デッドスペースポケット同様、十分警戒しながら進んでください。
2020/10/14
Bravo Atruin
これって……質量を直接エネルギーに変換して動力にしているって事かな?
(訳注:相対論的には質量とエネルギーは等価のものであるため、物質を消滅させることで質量を莫大なエネルギーに変換して動力源としているという話。通常、物質にとっては質量を有する形態の方が非常に安定しているため、物質が勝手にエネルギーに変換されることはなく、また物質をエネルギーに変換するのは決して容易なことではない。ちなみに小規模な形であれば、これと似た発電技術はすでに存在している。原子力発電は、ウラン等の不安定な原子核が崩壊するとき、原子核が有していた質量の一部がエネルギーに変換されるのを利用した発電方法である。一方、水素原子が融合してヘリウム原子になる際に質量の一部がエネルギーに変換されることを利用した核融合発電は、活発な研究が進む現在も実用化の目途は立っていない。このように現在の地球の技術水準では、質量のごく一部をエネルギーに変換することさえ大変苦心しているのが現状である。いわんや、質量を直接エネルギーに変換する科学技術なるものは、想像を絶するほど遠く高度な技術だと言える。)
Haria Haritimado
Atruin船長、
これまで私たちが調査した限りでは、どうやらその可能性が高いと言えます。もちろん、この調査は実験室で行っているのではありません。仮説を検証するために何か必要なデータがありましたら、お知らせください。私はそろそろ、より実用的な観察に取り掛かろうと考えています。今のままだと、ずっとパッシブセンサーに張り付かないといけないですし。
それとひとつ加えておきたい情報があります。これまで12時間ほど、Niarjaでは新たなCosmic Signatureが生成しなくなりました。残されたアノマリは3つ、World Arc、Stellar Fleet Deploymentサイト、そしてmineral fieldだけです。
2020/10/15
Haria Haritimado
Niarjaにおけるワームホールの接続に関するアップデート
あれから約36時間後、Niarjaでひとつの新たなワームホールが確認されました(K162, LAS-402)。これはヌルセクのペリゲン・フォールズ(Perrigen Falls)につながっていました。ここに現れたローグドローンの数は顕著に多く、現地のカプセラたちは私のオングリッド上で今も戦っています。ワームホールの入り口にはトリグラビアンの姿も確認され、戦闘を仕掛けたり仕掛けられたりしています。
ローグドローンの船舶の中には、Overmindや他の大型艦の存在が確認されます。
(引用コメントここから)
Uriel Paradisi Anteovnuecci
ここで観測される現象によって、トリグラビアンは臨界現象を起こしており、我々は行動範囲を制限されています。同じ現象はアビサルの建設現場で建造中のWorld Arcが発見されたときにも起こりました。
この係留物は、彼らのより深淵な計画のために動き始めたばかりなのではないかと思います。いずれにしろ、Domain of Bujan(訳注:トリグラビアンの本拠地だと推測される場所)とPochven、この2つを結ぶ直接の通航手段を彼らが欲していたと考えられますが、どうでしょう。
2020/10/16
(引用コメントここまで)
Urielさん、
重要な考察をありがとうございます。思わずはっとさせられました。そして2つの地域を結ぶ彼らの計画は始まったばかりであるという意見には、私も同意です。彼らの係留物に話を戻しますと、ワープインを引き寄せる重力の影響は約10,000km先まで及んでいます(正確には、8000~15,000kmの範囲に影響力があります)。
2020/10/16
翻訳:渋丸
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