2019年6月20日木曜日

EVE Online 初心者ガイド Part4

※ 旧BlogのPart3を加筆、再編集したものです。
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 EVEにおいて、”初心者じゃなくなるのは何時か?”と問われれば、様々な回答を得ることができる。
この問いに、私は迷い無くこう答えることだろう

”失敗や敗北などから何かを学べるようになれば、それは初心者ではない”

 ゲームでも現実でも失敗から何かを学ぶことは頭で理解していても非常に難しいことだ
 EVEというゲームは、この難しいことを学ぶことこそが、初心者ではなくなることだと考える。
 しかし、失敗や敗北というものは重たく無慈悲なものだ。そこに優しさの介在はなく、あるのは残酷な結果だけである。そこを直視し、心を平静に保ちながら失敗から何かを学ぼうとするという行為はその人の精神力が問われることは多い。 それはEVEも例外ではない。
 だからこそ、失敗や敗北がどういうものかを知り、学ぶ機会に導くためにこれらの記事は書かれている。初心者は失敗を恐れてはいけない。敗北は恐れるものではない。

恥ずべきは、何も学べないことであるのを胸に刻んで欲しい

 

1、安全に空を飛ぶために覚えておくべきこと


ハイセクは安全である という思い込みと幻想は早々に捨ててしまえ。

 安い船は狙われない、初心者だから大丈夫などという根拠の無い論理は犬の餌にもならない。
 この宇宙に、安全なところなんてない。ハイだろうとヌルだろうと等しく船が落ちるというリスクは存在する。セキュリティの差というのは攻撃する側がもつリスクの大きさの差でしかなく、そのリスクに見合うリターンがあれば、当然落としにいく。
 そのリターンがISKであれ、楽しみであれ、価値観であれそれを測りきることは不可能だ。 だからこそ、どこで活動するにしても安全に飛ぶための知識を学ばないといけない。

 以下の文章はEVE Goldenruleの和訳を少しだけ補足したものである。原文和訳はこちら

損失は許容範囲内に留めよ
* 失ったら一巻の終わりだという船(あるいは積荷を抱えた状態)で飛んではいけません。そう、たとえそこがハイセクでも。艦船や装備はもう一度それを買い直せるくらいの余裕を持った状態で使うようにしましょう。 

PvPに同意すること
* 出港ボタンを押した時点で、あなたはPvPに関わることに同意したも同然です。* セキュリティステータス1.0の宙域も安全とは言えません。CONCORDの仕事は犯罪者を罰することであって、あなたを守ることではありません。この考え方に慣れてください。* ゲーム内の敵対行為から100%安全であろうとするなら、大抵の場合、ステーションに入港しておくことだけが唯一の手段です。遮蔽して秘密のセーフスポットに隠れているのもいいでしょう。

誰もが詐欺師になりうる…あなたでさえも
* 失ったら取り返しがつかないものに関するコープの権限を他人に与えてはなりません。一切の例外なく。* 誰かが無料でアイテムをくれようとしている? 罠かもしれませんよ。無料より高いものはないのです。* 普通、この世界に無料で手に入るものはありません。自分自身が掘った鉱石も然り。* 話がうますぎると思ったなら、それは実際その通りです。偏執病を患うくらいで丁度いい世界だと心得てください。すべてを念入りに確認しましょう。* 他人を騙したり利用したりするのは褒められた行いではないかもしれませんが、禁止されてはいません。EVEのゲームシステムはそういった行為を推奨し、相応の対価が得られるように設計されています。* 嫌がらせや現実生活に対する脅迫は許されておらず、重い処分を受ける可能性があります。そこは区別してください。

ISKではなく、スキルでもなく、経験こそが肝要である
* 生まれて数分のキャラクターがいたとしても、すぐに初心者だと判断するのは早計です。多くのプレイヤーが別キャラを持っています。また、スキルインジェクターでブーストしているかもしれません。逆にEVEから離れていたプレイヤーが復帰することもあるし、キャラクターが売買されて持ち主が変わっていることもあります。外見は歳を重ねたキャラクターでも、中身は初心者同然という可能性もあるわけです。* 1日未満で取得できるスキルは短期的なものです。1週間以上かかるなら長期的だと言えるでしょう。* このゲームは長距離輸送のようなものです。じっくり腰を据えて物事に取り組む必要があります。あなたが壮大な計画を抱いているとしても、アルファアカウント1日目で何か意味あることが出来るとは思わないでください。* 経験やスキルが全く等しければ、高性能な船より数で勝る側が勝つことがほとんどです。そんなシンプルな状況は滅多にありませんが。* 合計スキルポイントはさほど重要ではありません。目の前の状況に関係するスキルレベルこそが重要なのです。そうです。200万ポイントしか持たない喧嘩好きの初心者が、6000万ポイントのベテラン製造業者を叩きのめすというのは大いに有りうることです。


大は小を兼ねる…とは言えない
* 高価なアイテムは常に値段に見合っただけの性能を持っていると考えるのは間違いです。* ちょっとだけ優れたアイテムを買おうとすると、ちょっとだけ劣ったアイテムの何倍もの出費を強いられます。どうか賢いお買い物を。* T2モジュールは比較的安価で性能も良いのが普通ですが、やや高めの前提スキルが設けられています。しかし、中にはT1モジュールより劣っているものもあります。あまり安いとは言えないものもあります。全然安くないし性能も良くないというものさえあります。

* EVEには「絶対無敵の最強兵器」なんてものはありません。撃たれるだけ撃たれれば何だって宇宙のデブリになるんです。

* 十分なスキルと経験があれば、船のサイズの違いは本質的な問題ではなくなります。

ゲーム内情報を活用しよう
* 右クリックで出来る「情報を表示」、「比較」はあなたの最高の友達です。何だって見てみましょう。* 出港前はくれぐれも保険の確認を怠らないように。まぁ、T2艦船なら…別に気にしなくてもいいかもしれませんね。

アンフェアな状況に直面した?
* EVEには「フェアな戦い」も「アンフェアな戦い」もありません。そこにあるのは戦いのみです。状況に文句を言ったところで無意味です。* なぜなら、あなたに与えられているのは宇宙へ飛び出す自由であって、義務や命令ではないからです。


心配するな、それは時間の問題だ!
* あなたがPvPを続けるなら、いつかは船を失うことになるのです。いつ、どこで沈むのか。ただそれだけの問題です。* 宇宙空間でログオフした時、PvPタイマーが発動していない状態なら、1分後には…少なくともあなたが再びログインする時まで…あなたの安全が確保されます。PvPタイマーが発動している状態だと、少なくとも15分間はあなたの船が宇宙空間に残ってしまいます。戦闘の最中にログオフしてもただ撃沈されるだけです。戦いが始まったなら決してログオフするな。これは鉄則です。* どこかの誰かはあなたより優れたスキルを持ち、あなたより経験豊富で、あなたより賢く、あなたより多くの友人を持ち、あなたより長くログインしています。そういうプレイヤーに狙われないよう祈りましょう。* 何かを失ったとしたら、大抵の場合は自業自得です。冗談抜きで、あなた以外の誰の責任でもありません。

2、オートパイロットを使うな


オートパイロットは死を意味する。
 その理由は単純だ。オートパイロットでゲートに向かうと、ゲートの12km先に到着し、そこからゲートまで接近するという12kmの攻撃できる距離が生まれるからだ


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 12kmの距離で死ぬことはないだろうと考える人もいるかもしれないが、大きな間違いだ。
 ジャンプ可能距離が2500mだとしても9.5kmの猶予がある。これはどれくらいの時間かと問われれば、どんなに早い船でもオートパイロット状態なら推進モジュール等を起動させてないかぎり15秒以上の猶予が存在することになる。
 15秒あればカップスープの「よくかきまぜて、15秒以上経ってからお召し上がりください」という工程をこなせてしまう。15秒はCM一本の尺であると考えれば、長い時間なのは理解できるだろう。
 ロックオンして、撃ち落とすなんていう工程は即座にこなせる。いや、むしろ船によってはロックオンする必要もなく、スマートボムで焼き尽くすこともできる。そんな無防備な時間が存在する操作を行って生存できると考えるほうが甘い。ニューエデンは無情なのである。
 ハイセクで安い船なら死なない ハイセクで大きい船だから殺されない 初心者だから襲われない 何を根拠にそんなことをいっているのだろうか?CONCORDがいるから? 
 お気の毒ですが、CONCORDは犯勢者を制裁する役目であって、犯罪者から守ってくれるわけではありません。

3、最初に覚えておくべきTIPS

・船をどう扱うか、どのような設計をなされているかを理解し、スキルトレーニングし、どうやって上手に扱えるかを考えていきましょう。学習は、あなたを成長させEVEを楽しくさせてくれます。

・防御スキルを優先的にあげましょう。これらは、あらゆる船に効果が活きてきます。あなたの船がすぐに沈んでいる場合、攻撃スキルは役に立ちません

・船の性能や扱い方や必要なスキルがわからない!って人は簡単な指標として船の情報から次のように確認できます。あくまで指標のひとつにしか過ぎませんが、かなり役に立つでしょう。


特徴タブをひらき

艦船の特徴のアイコンにカーソルをあわせると、その船の簡単な特徴と指標を知ることができます。

また、習熟度タブをみると

各項目にカーソルを合わせると、その項目がどういうものかの説明が表示され、開くと必要なスキルの指針等につかえる証明書の中身を閲覧できます。

また、この習熟度タブの右側のV(Level5)の習熟度アイコンをクリックすると

このように、項目が増えている場合があるため、この船の運用に必要なスキルや方向性を知るのにより多くの情報を与えてくれます。

・楽しむ!質問する!一緒に遊ぶ! これらはとても重要なことです

4、移動に関するTIPS


EVE Gatecamp Check(英語サイト)を利用して、移動しようとしているルートを確認しましょう。ここでは過去1時間にルート上でキルが発生してるかどうかを確認できます。
 また、移動ルートを設定する際は必ず「安全性を優先」してください。場合によっては危険なローセクやヌルを通ることになり、そこで撃墜されることがあります。

・常にローカルチャットと他のチャットウィンドウは切り離しておき、ローカルチャットを常に目視確認できる位置におくようにしましょう。

・あなたがよく利用するステーションに安いアイテム、ゴミでもいいからひとつ置いておきましょう。個人資産から便利なブックマーク集に早変わりします。

・各商都ではinsta-undockブックマーク、0mブックマークを用意しておきましょう。これらを利用することにより、あなたがkamikazeされるリスクを軽減することができます。

・ジャンプゲートを通過した直後は60秒間、あなたが移動などの操作を行わない限り、遮特殊な蔽状態になっており、無敵状態です。たとえ敵が待ち構えていたり、何か問題に直面してもパニックにならないように、数秒間何もせず休んで状況を分析し、何をするべきか決めましょう。死ぬ際も覚悟を決めることができます。

5、プレイに関するTIPS

・ショートカットを使いましょう

※画像は、EVEリファレンスシートより



6、情報は武器であり盾なり、調査を怠るな


 ニューエデンで一人前のカプセラは間違いなく情報収集能力に長けた人間だ。詐欺師だろうとkamikazeだろうと情報収集は怠らない。一発逆転や大きな収入を得ようとすれば、多くのことを学ばなければならない。 怠惰を求めて勤勉に行き着く。決して楽な道は存在しない。
今回は、その情報収集に欠かせないサイトzkillboardの見方を解説する。
ハイセクにも危険があるという話をしながら見方を解説するために、これをみてほしい。注意してほしいのは、解説している内容はあくまで一側面での見方にしか過ぎない。また、下記の解説は旧Blogの記事投稿直前のデータのため、現在と数字は違うので注意されたし。


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このOrcaはウエダマと呼ばれるハイセクでkamikazeにより撃ち落されている。LocationがVI- Moon 5と表示されているということは、スターゲートの付近ではなく、VI-Moon 5 付近。ということが読み取れます。
 まず、OrcaのFITから彼は防御系のMODを搭載していないのがわかる。そして、Orcaの基礎HPとスキル強化後のHPを知っていれば、彼の被弾したDamageが97,609という情報から、彼のスキルは防御系を完全に取りきっていないという情報も読み取ることができる。


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 このOrcaのFITデータから、彼のFITに別段高額モジュールがないのはわかるだろう。Rigスロットに高い物が搭載されているが、Rigはドロップしないのでこの段階で何かあるわけじゃない。


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 ドローンベイには高額なドローンがいたことがわかる。Augmented Mining Droneは一機それなりにする。これを全部Dropしても金額としてはせいぜい220M程度。kamikazeをする動機としては非常に弱い。

カーゴベイをみると大量のアイテムが入っている。このアイテムの総額が
 Total: 564,910,689.92と表示されている。つまり、ドローンベイと合わせれば、最大で780Mぐらいは手に入ったことがこの段階でわかる。
 つまり、このOrcaはkamikazeを行った際にCONCORD等に落される船が最大780M以下ならば利益が出るという情報はよみとれる。では、実際にこのkamikazeを行った人々の構成をみてみよう

 キルボードの情報から20人でOrcaを撃墜したことがわかる。構成はTalosが2隻とCatalystが18隻といったところだろう。
 12隻のCatalystが1隻あたり11M。残りの6隻が1隻あたり1.5M。Catalystだけでも141Mの投資が行われている。
 Talosが1隻あたり102M。2隻いるので204M。つまり、345M以上のアイテムがドロップすればこのkamikazeは赤字にならず成功したことが読み取れるだろう。
 つまり、45%以上のものがドロップすれば黒字になるため、このkamikazeはビジネス用途という可能性がありうることがわかるだろう。
 このOrcaがkamikazeに狙われたのは必然ともいえる。そして、次に読み取るべきものとして、この撃墜したkamikaze屋の情報だ。


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彼らの所属はCODE.と呼ばれるアライアンスだ。https://zkillboard.com/alliance/99002775/
 このページをみるとわかるが、CODE.は主にハイセクでkamikazeを行っている。対象は採掘艦と輸送艦が多い。割と無差別にkamikazeを行っていることからもわかるとおり、とにかく殺せそうなものをハイセクで殺している面もある。

では、殺された場所であるウエダマをみてみよう
https://zkillboard.com/system/30002768/
 随分いろいろなものが撃墜されているのがわかるだろう。このシステムのキルをみると、Kamikazeと戦争屋が多いことが読み取れる。つまり、ウエダマで高額な船は狙われるというのは確実なわけだ。
 このように、キルボードは情報を収集し、解析することができる。戦争屋なのかkamikazeなのかもキルボードをみれるようになれば覚えることができる。


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では、この解析の手順よりもう少し突っ込みONCBNを解析してみよう。

https://zkillboard.com/corporation/98476559/


 まず、最初にこの部分から解説をしよう。コーポレーションの正式名称はC8N8O16 Tickerは[ONCBN]というのがわかる。
CEOはMuraku Butler
所属AllianceはGoonswarm Federationコープの所属人数は271

そして、最初の解析は右側の情報だ。
Alltime(全体) Recent(最近) Weekly(週間)
のスコアをみることができる。

今回はAlltimeでの説明にする。
縦列は船、ポイント、ISK
横列はDestroyed(撃墜数)、Rank、Lost(撃沈数)、Rank Eff %(スコアの割合) Alltime rank(全体でのランキング)
となっている。

ONCBNのスコアをみると
ONCBNが設立されてからキルボードに登録されている船の総撃墜数は23,405隻。総撃墜数のランクは1080位のコープとなっている。
ポイントは32,294で1879位だ
総撃墜金額は14.66T(Tは日本の数字でいうと兆。つまり、14.66兆ISKの撃墜をしている)
この下には一週間の高額キルが乗っている。


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 ONCBNはこれらが撃墜時のキルメールに名前が載っていたために、ここに表示されている。
 そして、一つずつキルを開き中身を解析していけば、どういう状況でのキルなのかなどが見えてくる。
 こうやって、zkillからその組織の強さ、アクティブ、キルの中身なども解析することは可能であり、特定の組織と戦ったりする際に相手の人数や使う船のFITまでもある程度までなら解析することができる。
 EVE Onlineの戦いはPvPではなく戦争だと言われるように、戦う前の情報収集と解析がメインである。この収集と解析を怠れば喰われ、負け続ける。 自分の身を守るため、戦うためにも情報収集は決して怠ってはいけない
 だが、どんなに慎重になり警戒していても死ぬときは死ぬし、負けるときは負ける。大事なのは、その勝敗の先で学ぶことができるか?成長することができるかということだ。成長しないものは同じ敗北を繰り返す。
 勝利しても、次に同じ状況があったときに負けることもある。大事なのは自身を驕らず、勤勉を怠らないことだ。

7、情報収集に使えるサイト一覧


EVE Gatecamp Check https://eve-gatecheck.space/eve/

 大体この5つが使えれば、7割の情報は収集できるだろう。他にどういうのがあるのか知りたいひとは
https://wiki.eveuniversity.org/Third-party_tools
でどういうものがあるのか確認するといいだろう。

8、あとがき~初心者ガイド執筆感想~

 初心者ガイドシリーズはここで一旦終了する予定だ。
ネタがないので。浮かべば書く

 要望があれば、何かしら書くかもしれないが、現状要望があるものは初心者を脱却した先のガイドが多いし、他の記事にも集中したいという本音がある。
 このガイドを旧Blogから連載しはじめたのは、執筆当時日本語での初心者向けの記事は皆無であった。存在はしていたのだが、大変不満に思うものは多いし、それは今でも変わりはしない。

 ただ、何もせずに初心者のためとか誰かのためとか声を張り上げ、理想を掲げるだけの何もしないやつにはなりたくないし、そうありたくはない。そういう思いとこれからEVEを始めよう、始める人たちがEVEというゲームを楽しめるようにするためにガイドを書き始めている。

 時間が許す限り、初心者ガイドは最新情報を維持するつもりだ。自分に代わる人が日本コミュニティの中から出てくることを望んでいるが、割とこれについては現状では絶望的だろう。

 この手の記事をかくまえにも書いてるときにも何人がガイドや翻訳をするといってやってなかったのか。
 自分も記事を出す出す詐欺みたいなことをしているので、ひどいブーメランではあるのだが、義務ではないし、途中で飽きるのも理解できる。モチベも執筆とか続かないのも強く同意できる。

 本当に人が増えてほしいとか、色々コミュニティに貢献したいと思うなら、コンテンツ提供やwiki執筆している人になんらかの手伝いや些細なことでいいのでお礼や応援メールを送るといいだろう。
 些細な言葉や応援でモチベは大きく変わる。手伝いがあるだけで非常に助かるのだ。だから、自分はそういう人間が育つ環境をつくるためにもこういう活動は飽きるまで続けるだろう。

 もし、初心者がこれらのガイドをみて自分もこういうのを書きたい!何か将来の人のためにやりたい!と思うならBlogや動画、どんな短くてもいい、どんな些細なことでも発信するといい。SNSや掲示板ではなく、しっかり形に残しやすい媒体が望ましいだろう。
 または、前述したようにコンテンツ提供者を応援するなり協力するといい。そういう積み重ねがコミュニティを、文化を築き上げるのだから。

本当にこれらは大事なことだ。


 

2019年6月19日水曜日

Congratz!

よっしゃ、きた!

撃墜金額20T突破しました。

連続月間1000kill記録は16ヶ月連続更新中です

2019年6月6日木曜日

EVE Online 初心者ガイドPart3~新ver~

※ 旧BlogでかいたPart3とは内容が違います。また、様々な意見のフィードバックにより、旧BlogのPart3は別途どこかで再掲載予定です。


 前回のPart2では、スキルを学ぶこととSOEのEpic Arcの攻略を推奨し、そこまでこなしてくれたことだろう。もし、こなさずにこの記事を読んでいるならば、少々内容としては難しく感じるかもしれないので、最低限真のチュートリアルであるEpic Arcを済ませてきてから読んできて欲しい。

さぁ、楽しい門出のはじまりだ。しかし、覚えることが大量にある


 真のチュートリアルを終えて、ある程度の軍資金が出来た。スキルについては、まだ基礎として一部を伸ばしていることだろう。ここで、貴方が次に覚えるべきことは各国の船の特徴とFitting(装備)についてである。

 EVEに限らずどのゲームでも使えるキャラクターやアイテムの性能を理解することは、目的達成の手段としては非常に重要だ。
 好みの船にのればいい!といってしまうのは簡単だが、本ガイドの趣旨としては明確な指針を打ち出すためのもののため、具体的にfitのセオリーや手順について解説していきたい。なお、本ガイドで記載されるものはセオリーであるため、セオリー外のものや発展系については一切言及しないので注意してもらいたい。

あと、長いです。

基本的な理屈として知るべきこと


 まず、どれを行うにしても、単一の目的、行動に特化したものは非常に高性能であり、複数の目的、複数の行動を行えるようになればなるほど、一つの行動、目的に対する性能は劣化していきます。
 また、いくつかの船は非常に限定的で特化した目的や用途を持ったものが存在します。ベンチャーがその一つの例であり、ベンチャーはPvEでもPvPでも基本的に役に立ちません。

 しかし、同じ戦闘用の船であってもPvPとPvEでは必要な要素が違うため、設計思想が異なります。PvPでは、PvEと比較して短い時間で大きなダメージを叩き込まれるため、異なる状況と目的にあったFitが必要となります。
 また、プレイヤーは危険になればすぐ逃げようとするため、それを捕まえて防ぐ/逃げやすくする必要性もでてきます。最近ではNPCも逃げるものもいますが、それは特殊例の一つです。
 
 同じPvPであっても、ソロ、少人数、大人数、近距離戦、遠距離戦etcという括りが違えばFitも異なっていきます。また運用方法も操作も異なっていきます。

それらを踏まえ、FITを考える際に次のことが重要になっていきます。

  • 交戦距離
  • 役割
  • Tank(本ガイドでは防御とします)


船のボーナスを考える

いずれの船にもレベルごとのボーナスや、船特有のボーナスがついていたりする。これは、その船が設計された用途や目的にあったものをもっている場合が殆どです。
 カルダリのブラックバードは、ECMジャマーの強度ボーナスと最適範囲にボーナスをもっています。これは、ブラックバードが長距離で戦う電子戦プラットフォームとして最適であることを示唆しています。

 ですが、それらのボーナスを利用しない例もあります。しかし、それらには問題ありません。ブルティックスなどはアーマーリペアにボーナスがありますが、それを活用せずにシールドタンクとして運用する場合があります。これは、ブルティックスのミッドスロット、ロースロットの数に起因します。シールドタンクにすることでロースロットを自由に活用させることができ、豊富なロースロットにダメージ増加モジュールを搭載して大きなダメージを叩きだすことが出来るからです。

Tankを混ぜてはいけない


 あなたがもしtankをするつもりなら(tankをしない、必要としないものも含まれる)シールドタンクかアーマータンクから一つを選んでください。絶対に二つ選ぼうとしないでください。
 大抵の場合、シールドタンクはミッドスロットの大部分を占め、アーマータンクはロースロットの大部分を占めます。
 あなたがシールドタンクである場合、ロースロットに有用なモジュール(ダメージ増加、速度、敏捷性etc)を搭載することができます。
 あなたがアーマータンクである場合、ミッドスロットに有用なモジュール(タックル、電子戦、推進etc)を搭載することができます

 あなたが二つのタンクを選んだ場合、それがバッファであっても置物と化し、射的の的になるだけであり、役に立たないことでしょう。

武器は混ぜるな


 あなたがすべて同じ武器で装備していれば、すべて同じ性能をもちます。それは、貴方が気にするべき最適な戦闘距離を保ちつつ、敵の攻撃への対策を行うことに集中するだけで済みます。

 さらにすべて同じ武器であれば武器をグループ化することで同じ弾薬、同じタイミングで発射や再装てんなど戦闘における操作管理をかなり削減することが出来ます。
 オーバーヒートを利用する場合に限ってはグループ化が最良の選択であるとはいえませんが、最初はグループ化した状態で使い始めるのがいいでしょう。

 ミサイルは追跡速度の影響を受けませんが、タレットと同じ原則を利用します。武器を混ぜるな というのはタレットとミサイルを一緒に使うな という意味ではありません。他にもニュートライザー、ノスフェラトゥなど様々な選択肢はありますけどね。

大きな武器が必ずしも強いとは限らない。


 大きな武器は、大きなダメージをたたき出しますが、トラッキング速度は遅くなり、多くのCPUやパワーグリッドなどの様々なリソースを必要とします。
 
 例えば中型オートキャノンは3種類の大きさが存在します。 デュアル180mm,220mm,420mmとサイズが大きくなればダメージは大きくなりますが、CPUやパワーグリッドなどのリソースを多く消費するため、他のモジュールを搭載するのが厳しくなっていきます。
 いくつかの船では、大きな武器をとりつけたことによってタンクモジュールを搭載できなくなる なんて場合もありえます。

FITを組む


 EVEではゲーム内外両方にFittingシミュレーターが存在します。ゲーム外でよく使われるのは現在はPyfaです。ゲーム内のシミュレーターも活用されています。

 注意として、両方のシミュレーターも正確な数字や結果をたたき出しているわけではなく、操作や状況によっては変化することが普通にありえます。スキルもシミュレートすることはできますが、経験や操作技術などは考慮されません。

他者から学ぶ


 zkillやOsmium,EVE University,公式フォーラムなど様々な場所でFITが公開され、様々な議論やコメント、思想をみることができます。
 そこで他者のFITから学び、議論に参加したりしてみることでさらに多くの学びと経験を得ることが出来るでしょう。

 まず最初はEVE Universityの各船のページにあるfitをサンプルとして学習していくのが最適です。

Fittingモジュールを使いすぎないこと


 ロースロットやリグにはCPUやパワーグリッド増加、各種モジュールの消費量低下などの作用をもつものがあります。それらを指してfittingモジュールと呼びます。
 fittingモジュールを使うことはありますが、それらを複数使う場合はヨロシクナイ兆候である場合が多く、fittingスキル不足の可能性が高いでしょう。

fittingスキル


 フィッティングスキルは、モジュールのCPUまたはパワーグリッドの要件を軽減するか、CPUまたはパワーグリッドを多く使用できるようにします。
  きちんとしたフィッティングスキルを持つことは非常に有用です、そして非常に良いフィッティングスキルを持つことはT1モジュールより多くのCPUとパワーグリッドを必要とするT2モジュールと武器に合わせるのを助けます。 これらのスキルは、有用なモジュールに合わせるためにも必要とされます。 フィッティングスキルは以下のとおりです。
  • CPU管理 :レベルあたり5%以上のCPU
  • パワーグリッド管理 :レベルあたり5%以上のパワーグリッド
  • 兵器強化 :レベルごとに5%少ないCPUの武器が必要
  • シールドアップグレード :シールドエクステンダ、シールド充電器、パワーグリッドの必要量が5%少なく
  • 高度兵器強化 (武器のアップグレードVが必要です):レベルごとに2%少ないパワーグリッドの武器が必要
  • エレクトロニクス強化 :シグナルアンプ、コプロセッサ、およびcに必要なCPUの5%削減
  • エネルギー回路強化 :「エンジニアリング機器」の下にリストされているモジュールのほとんどで、CPUの必要量が5%少なくなります。
  • 採掘強化 :マイニングアップグレードモジュールに必要なCPUが5%減少

(その名前に 'Upgrades'があっても、 Hull Upgradesは基本的なフィッティングをより簡単にしないことに注意してください)
ヒント:CPU管理とパワーグリッド管理の利点は船全体に当てはまります。 

モジュールの選び方(PvP)


 交戦距離、役割、tankを決めたら実際にそれをfitしてみましょう。それを行うためのガイドが本セクションとなります。本セクションでの説明はPvP向けであり、PvEでも利用できる要素をもっているかもしれませんが、絶対とは限りません。

武器

ダメージを出すことが主目的である船の場合、あなたの交戦距離から最もダメージが大きい武器を選んでください。後でそれらをダウングレードする必要性はあるかもしれませんが(または、それを装備するために他をダウングレードする または、追跡速度強化のために)、今の段階ではそのように選んでください。

あなたの船がもつタレットポイント、ランチャーポイントと同じ数くらいの武器を装備してください。そして、大事なことですが、同じ種類の武器を混ぜないでください(必ず統一してください)。

ロジを組む場合も、ロジとして機能するように設計するためにリモートリペアモジュールを取り付けて考え、電子戦艦ならなら、電子戦モジュールを取り付けてはじめてください。

役割の強化


あなたの船の役割を確認してください。あなたの役割がダメージを出すことであるなら、追跡速度(トラッキング)から考えましょう。
あなたがシールドタンクなら、デフォルトで二つの武器を強化するダメージ増加モジュールを使いましょう。
最終的に、一つになるかもしれませんし、三つになるかもしれない、それ以上使うかもしれませんが、はたまた無いかもしれません。考え始めるときは二つからが適切です。

もし、ロースロットが四つ以上あって、タレットを使うならば一つのトラッキングエンハンサーを装備したいでしょう。

もし、アーマータンクなら一つの武器を強化するダメージ増加モジュールを使いましょう。
これはECM船にもあてはまります。シールドタンクならばシグナル増幅器を二つ装備しましょう。アーマタンクなら、そのためのスペースをつくりましょう。
これらは一般的にあなたの船がダメージを出したり効果を高めるためのいい経験則です。

最後に、豊富なミッドスロットをもつアーマータンクのタレット艦は一つか二つのトラッキングコンピューターを検討しましょう。

殆どすべてのPvP船は推進モジュールに一つのミッドスロットを割くべきです。これは、あなたの船の速度を上げるためのもので、マイクロワープドライブ(MWD)かアフターバーナー(AB)のどちらかを選択する必要があります。

MWDは多くのfitに適合しやすい。しかし、ABは自然なシグネチャタンク(船の大きさによるダメージ減衰)を与え、ワープスクランブラーの影響を受けないので近距離アーマータンクの船には人気があります。

殆どのPvP船はタックルモジュールにミッドスロットを一つ与えるべきです。スカーミッシュ(中距離で捕まえ続ける)であればワープ妨害器、タックラーならワープスクランブラーを装備するでしょう。それ以外の船はタックルモジュールを装備しなくてもよいでしょう。

ECMはロジにとって大変な脅威なので、それに対抗するためにECCM、センサーブースターの装備を検討します

タンク

次にあなたの防御であるタンクについて考えましょう。まず、ダメージ制御装置(ダメコン)をロースロットに装着します。T2は常に優先するべきですが、CPUが厳しい場合はメタ3かメタ4を使用します(メタ4は高価ですので注意してください)

バッファアーマータンクは二つから六つのロースロットを使用します。次の順番どおりにあわせていきましょう。
  • あなたの船とそれ以上の大きさのアーマープレートとあなたの武器に合わせてアーマープレートを選びます。(フリゲート、駆逐艦は200か400。巡洋艦は800か1600。巡洋戦艦と戦艦は1600)可能であれば、T2を常に選んでください。そうでなければメタ4にダウングレードしましょう。
  • 電磁ナノ加工対応装甲は可能ならT2
  • 二つ目の電磁加工ナノ対応装甲か、ナノ対応プレート
  • T2ナノ対応プレートはメタ電磁加工ナノ対応装甲よりも装備しやすく、より良いボーナスを与えます。
  • あなたは4つのレジスト値をみて、最も低いレジスト値の属性に対応したアーマーハードナーを装備します。
  • あなたが戦艦の場合、二枚目のアーマープレートを検討してください。
  • 三枚目の電磁加工ナノ対応装甲か、リアクティブアーマーハードナーを装備します。かわりに、二つの電磁ナノ対応装甲を取り除き、あなたの低いレジスト値のアーマーハードナーを三種類取り付けることを検討してください。
  • 駆逐艦では、少なくとも1つのダメージ増加モジュールのためのスペースを残したい ということを忘れないでください。


バッファシールドタンクは非常に良く似た方法で動作させれますが、2~5個のスロットを使用し、アーマータンクのときよりも1つ少ないスロットで動作させます。順番に次のことを行ってください。

  • 大型シールドエクステンダー(巡洋艦以上)または、中型シールドエクステンダー(フリゲート、駆逐艦用)を装備します。小型シールドエクステンダー?? そんなゴミは使うんじゃねえ!
  • 一つの適応攻撃耐性フィールド または、キャパシタが厳しい場合(および2つのスロットしか利用できない場合)、同じタイプのシールドエクステンダーをもう一つ追加。
  • あなたの4つのレジスト値をみて最も低いレジストタイプの防御フィールドを追加
  • 二つ目の攻撃耐性フィールド
  • あなたがパワーグリッドに余裕があるならばシールドエクステンダーを追加


アクティブアーマータンクも同様に動作しますが、一般的にプレートを適切なサイズアーマーリペアラと補助アーマーリペアラに置き換えます。それらは、電磁加工ナノ対応装甲と交換することもあります。
アクティブシールドタンクはシールドエクステンダーをシールドブースターに置き換えます。
巡洋艦以上は超大型補助シールドブースターを優先的に、フリゲートは中型補助シールドブースターを選びます。大型補助シールドブースターを装備する場合は注意が必要です。殆どの場合、このモジュールは有用な回復量を期待できません。
小型補助シールドブースターはゴミ箱へ

パッシブシールドタンクは通常PvPで使われることはありません。

Fittingモジュール


この段階でパワーグリッドかCPU、あるいは両方とも使い果たしているでしょう。この時点でFittinhモジュールの使用を検討する必要があります。Fittingモジュールは
fitのギャップを埋めることで機能し、使いたいもの全てを船にフィットさせることができます。一般的に必要としない限りは、使うべきではありません。
よく使われる一般的な六つのMODは以下の通りです
  1. 補助カレントルーター
  2. パワー計測システム
  3. リアクター制御装置
  4. 超小型補助パワーコア
  5. コプロセッサー
  6. プロセッサーオーバークロック


最初の4つはパワーグリッドを増加し、超小型補助パワーコアはフリゲートのパワーグリッドを大幅に増加させるためのものであり、すべてのシールドタンクフリゲートでは殆ど必須になる。最後の二つはCPUを増やします。一般的に貴重なロースロットを犠牲にする前にリグを試してください。
多くの状況で2つ以上のFittingモジュールを使うことはいい選択です。3つ以上を使っている場合は何か間違っている場合があります。各種のメタ4モジュールをつかったり、エクステンダーやプレートを減らすなどを試してみましょう。また、武器のサイズを一段階減らしてみましょう。

あなたのFITを調整するとき、モジュールのいくつかをT2からメタモジュール、(大体はメタ4モジュールに変える)ことを恐れないでください。
これらはいずれのモジュールにも該当します。
MWDのT2を利用するのは難しいため、利用しないほうがいいでしょう。

これらの変更はパワーグリットやCPUを2,3%あたえてくれることでしょう。
レジスト値に関係する防御モジュールをメタモジュールに帰ることは通常お勧めされませんし、T2モジュールと隔絶した性能差があるため、可能な限りT2を使いましょう。

スピードタンク

スピードタンクも同様に機能しますが、通常はシールドを中心に、利用可能な防御モジュールの最大数を一つか二つ減らします。殆どの場合は、中型シールドエクステンダー(多くの場合はメタ品)とダメージ制御装置が選ばれるモジュールです。代わりに、ほかの船は二つの大型シールドエクステンダーと一つのダメージ制御装置で機能します。
1つの船に少数の防御モジュールしかない場合は、ロジがいない限りはバッファを増やすことをお勧めします。ロジがいるならばレジストを増やすことも選択肢としてあります。

ファイナルスロット

この時点ではあなたはロースロットかミッドスロットに空きがあるかもしれません。ハイスロットはとても簡単で、スロットを空白のままにすることを考慮する必要がある唯一の箇所です。タックラーは空いているハイスロにノスフェラトゥを装備するのも選択の一つです。
他の全ての役割の船の場合は、空いたハイスロにはニュートライザーが最良でしょう。
空いたロースロットにはダメージ増加モジュール、トラッキングエンハンサー、CPUが足りない場合はナノファイバー内部ストラクチャの選択があります。
ミッドスロットには、タックルモジュール(ウェビファイヤーがよくある)、キャパシタブースター、何らかの電子戦、センサーダンプナーに使われるでしょう。

慣性スタビライザーはPvP船にはあまりよろしくありません。センサーブースターは細心の注意と配慮が必要で、それを理解して取り付けるべきです。
キャパシタリチャージャー、キャッパシタパワーリレー、シールドリチャージャー、シールドパワーリレーなどはPvPへの効果が低く、デメリットの影響力が高いためPvPでは使うべきではありません。

リグ

最後に、本当に最後に残りのリグスロットを使います。基礎でいえばパッシブシールドタンクはすべてコア防衛フィールドエクステンダーリグを使用するべきです。パッシブアーマーはすべてトライマークアーマーポンプを使用するべきです。
これらは、あなたのバッファを大きくし、戦場での生存時間を高めます。アクティブタンクは特殊なリグを使います。
アクティブアーマータンクは補助ナノポンプとナノボットアクセラレーターを使用します。
アクティブシールドタンクはシールドレジストを増加させるために一つか二つのリグを使い、コア防衛オペレーショナルソリッドファイヤーかコア防衛セーフガードを使用することもできます。もちろん、いくつかのリグスロットをFittingモジュールに割り当てた場合は防御に費やすリグが減ります。
パッシブリジェネレートモジュール(コア防衛フィールドパージャーなど)はPvPで使用しないでください。
PvPでこのリグを上手く使うものは存在してますが、基本的にバッファを増やすことに固執してください。

フィッティング数学


EVEでは、2種類の数字が存在します。
・ステータスを実数であげるもの。(アーマープレートなどはアーマーHPを実数で増加させます)
・ステータスをパーセントであげるもの(船体強化スキルなどはアーマーHPに20%のボーナスを付与します)

基本的なボーナスの考え

パーセント同士が存在すると、それらは互いに乗算します。例えば、船体強化が20%のアーマーHPを与え、積層加工プレートIIが8%のアーマーHPを与える場合、
1.2×1.08 = 1.296
となります。

例として、1600mmスチールプレート船体強化、積層加工プレートIIを利用したハービンジャーの場合、
総アーマーHP=(5250 + 3500)×1.2×1.08 = 8750×1.296 = 11340
11340のアーマーHPをもつことになります。

基本的な減少の考え
いくつかの減少は実際にはボーナスです。ボーナスと同様に減少は乗数として考えるのが最善です。
25%の減少は0.75の乗数です

スタッキングペナルティとレジストについては
ここここを参照

記事翻訳元:
https://wiki.eveuniversity.org/Fitting_Guidelines
似た内容で方向性が異なるが言いたいことは殆ど同じの参考文献

この記事を翻訳したあとに思いついた嘘字幕(即興

EVE UNIさん、エピックアークの次にコレがあるのは些かハードすぎやしないか?

2019年6月2日日曜日

EVE Online 初心者ガイドPart2

※ 旧Blogで投稿した初心者向け記事の修正verです。当記事は、可能な限り最新の情報を維持しています。





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 前回の記事の続きものだ。今回はEVE初心者がどうやったら稼げるかということに行き着く為の入り口に焦点を置いたものを書いていく。
 少しこの初心者記事を書くことになった経緯をお伝えしたいと思う。これらの記事を書く理由になったのはハッキリ言えば、宣伝のためではある。
 N-F-Sは安直な夢や理想を語ることを良しとしていない。現実的で、実現可能なものしか提供しないと決めている。
 ただし、今回はHigh以外の金策には触れることはない。何故なら他の領域での資金稼ぎに触れると書くのが面倒だからだ。
 他の領域の初心者向け金策についてはそれらを推奨しているところが書くだろうし、N-F-Sはハイ以外の金策を推奨していないため、面倒くさいのだ。

 さて、まず初心者がチュートリアルとキャリアエージェントを終えた人は何をするべきかわからないし、そこまでのISKはないだろう。


 最初にそんな初心者がするべきことは二つある。

シスターズ・オブ・イブのEpic Arc「血塗られた星々The Blood-Stained Stars)」をクリアすること




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スキルプランを組み立てること




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だ。

 何故、この二つなのかというとEpic Arc”Blod stained Stars(以下BSS)は真のチュートリアルと呼ばれるほど、最初に学ぶべき知識を獲得し、使う必要がある。※1
 また、途中で必ず初心者は少しスキルを学ぶ為に時間を空けることになるだろうが、その空き時間を活用し、動画やガイドを読み学ぶこともできる。スキルプランは、今後の指標になるからだ。

 キャリアエージェントを一通り終えたら、するべきことは、近くの商都(Jita,Dodixie,Amarr,Rens,Hek)にキャリアエージェント内で獲得したいらないルートとアイテムをもち運ぶことである。

以下、商都の場所のいずれかを目的地に設定しよう。お勧めはJITA

理由は、他の商都と比較して、取引量が三倍以上の差がある)
Jita IV - Moon 4 - Caldari Navy Assembly Plant
ジタ IV - 衛星4 - カルダリ海軍 組み立て工場 
Amarr VIII (Oris) - Emperor Family Academy
アマー VIII (オリス) - 皇族 学院 
Dodixie IX - Moon 20 - Federation Navy Assembly Plant
ドディクシー IX - 衛星20 - 連邦海軍 組み立て工場 
Rens VI - Moon 8 - Brutor tribe Treasury
レンズ VI - 衛星8 - ブルートー部族 宝物庫 
Hek VIII - Moon 12 - Boundless Creation Factory
ヘク VIII - 衛星12 - バウンドレスクリエーション 工場



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人物と位置の機能で、上記の場所を検索し目的地に設定するのが楽だろう。この検索機能は割りと多様するので覚えておこう。   
 その場で売りさばくのもいいが、何事も経験だ。運んで売りさばくのがいいんだろう。
 このとき、貴方は移動が面倒でオートパイロットを利用しようとしたり、最短距離を何も知らずに突っ込もうとしたりするだろう。

 これらは死を意味する。貴方が何も考えずにこれらを選ぶことは最初に船と資産を失うという経験を積んでしまうことになる。いい経験ではあるが、可能な限り積みたくない経験だろう。特に最初は。
 まず、貴方がするべきことは「安全性を優先(可能な限り0.5~1.0を通過)」で、最寄の商都までルートを設定することだ。このチェックを入れれば貴方が初期位置にいる限りこれらを経由することはないはずだが、 ローセクやヌルセクを決して通ってはいけない



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 次にオートパイロットを使わずに、手動で目的地まで移動しよう。オートパイロットは常にゲートやステーションの10kmにワープし、殺される危険性がある。可能な限りリスクをなくし、プレイすることがEVEでは常に必要となる。

 もし、仮にオートパイロットを止めない、勧めるプレイヤーがいたならば、そいつはヤバい奴か詐欺師なので信用してはいけない。っていうぐらいこれを使うことはリスキーだ。

 ルートを設定し、移動をしようとするならば、常にやってほしいことがある。時間は有限だ。特に初心者の時間とは金に匹敵する価値がある。これらを決して無駄にしてはいけません。

 貴方の時間を一秒でも多く無駄にしないため、移動中はEVE Flight Academyを視聴しながら移動することをお勧めします。



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 上記リンクを踏むとYoutubeのページにいけるが、ingameでもNEOCOMメニューよりヘルプのチュートリアルビデオで同じものを閲覧することができる。

 英語だが、視覚的にわかる情報が多いのでみるとよいだろう。日本語だと字幕は翻訳かけることになるが、Youtubeの翻訳でも大体の意味は理解できるので、利用してみてほしい。

 ルートを設定すると、下記の画像のようにオーバービュー上で目的地へむかうためのゲート、目的地に設定したSTやストラクチャのアイコンは黄色く表示される。



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 ゲートからジャンプするとジャンプした直後は画面左上にタイマーが表示される。



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 このタイマーが表示されてる間は、一定時間経過し解除されるか、船を操作して動かない限り遮蔽状態であり、無敵である。
 動画をみながらでもタイマー中に次のゲートへのワープを開始し、ジャンプを入力することを忘れてはならない

 こうして、移動すれば現段階でのリスクはかなり抑えれる。目的地のあるシステムについたら、目的地のステーションを選択し、0m以内へワープし、ワープが終了したら即座に入港しよう。入港ボタンを押して飛んでもいいが、一瞬の隙で殺されることがある。極力リスクを減らした操作を提供するのが本ガイドだ。

 各種アイテムを売却する際は売り注文を出す方法と、買い注文にアイテムを売る方法、契約でアイテムを売る三つがある。初心者エリアで手に入るアイテムで価値のあるものはそこまで多くないので、買い注文にアイテムを売るほうがいいだろう。

 ということで、売りたいアイテムを選択肢、右クリックでメニューを出し、
 「このアイテムを売る/アイテムを売却」を選択。



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このような画面が表示されただろう。左下のプルダウンメニューを即座に設定しておけば、買い注文に対して売却することが設定できるので、それを利用して売却するといいだろう。
1ISKでも高く売りたい人は、売り注文を出して時間をかけてもいいし、トレーダーとしての方法を学ぶのも良いが、本記事ではそれらは触れない。時間は有限なのだ。

こうして、初期資金が出来た。キャリアエージェントで手に入った戦闘船につける装備を購入、または新しい船を購入して装備しよう。
 アルファクローン向けPvE装備集を開き、どういう装備がいいのかを選び購入することをお勧めする。装備しきれないものも一部あるので、参考にして選んで欲しい。何事も経験である。
 お金が足りない、もしくは欲しい船が少し高い人はLevel1のミッションかベンチャー採掘でスコダイトを堀ってお金をつくるといいだろう。スキルがなくてもこれらのFITをそろえるためだけのお金は稼げる。
 この段階で製造や採掘スキルを挙げて手を出すのは非常によろしくないし、その道へ進みたいと考えるのも、この段階にそれらのスキルの時間を割くのは非常によろしくない。
 まずは、何をするにしても活動資金を手に入れることが重要なのだ。そのためにもBSSをクリアすることが重要だ。
 この段階で駆逐艦を購入し、FITを揃えれるとBSSの攻略もかなり楽になる。が、資金もきついことから、フリゲートを購入し、BSS進行中に資金を稼いでボス戦だけ駆逐艦でクリアするのも良いだろう。フリゲートでボスを倒すのは少々難しいのだ。
 さて、船も用意した。弾薬も充分に用意しておくといいだろう。さて、ここから

アルノン IX ―衛星3 - シスターズオブイブ 事務局 
を目的地に設定し、その船で向かおう。これで貴方はようやく序盤のチュートリアルを終わらせにいくことができる。

 エピックアークについて簡単に説明しよう。いわゆるストーリーをもつ連続ミッションのことをさす。これらは1キャラクターにつき三ヶ月に一度しか受諾することができない。また、数十個のミッションが連続している。
 エピックアークはいくつかの勢力に存在しており、報酬が異なる。今回受けるシスターズ・オブ・イブのエピックアークは初心者が受けれるエピックアークにして、序盤の金策のために重要な資金とスタンディングを提供してくれる。
 攻略はここをみることをお勧めする。古いガイドではあるが、非常に有用である。

 さて、エピックアークを攻略してる間は、最低でも駆逐艦に乗れるようにスキルを挙げていくことだ。貴方が使っているフリゲートと同じ武器を使える同じ国の駆逐艦を選ぶのが良いだろう。

 エピックアークのボスであるDaganとの戦いまで行き着いたら、火力が足りずに押し切れない方もいるだろう。そういう方で装備を自力で考えたい方はこれを覚えておくとやりやすい。

 DaganはDPSが最低でも100以上ないと倒せない。

※これは、あくまでヒントのひとつであり、この言葉がどういう意味なのかをよく理解することが重要です。
 さて、このエピックアークをクリア、もしくは進めてる間にスキルプランを考えよう。貴方がもし明確な目標が現状存在していないならば

ミッションランナー以外をこのときに選ぶべきではない


 もし、PvPをやりたい血に飢えた方もまずはミッションランナーをするべきなのだ。何故かと言えば、単純だ。目標が曖昧な状態の採掘や製造などのいわゆる生産系に ”稼げると思って”進むと 、ほぼ確実に引退する
 採掘を進める奴は害悪だとか、初心者に勧めるべきではないと言われている所以はここにある。
 だが、スキルのない最序盤において採掘がある程度稼げるというのは事実だ。それを捨てて何を選ぶのかと言われれば実入りは少ないがミッションが良い選択なのだ。
 ここでミッションを選ぶ理由は、後述する金策で必要なスキルに大きく関係する。アルファキャラがハイセクで最も稼げる金策は何かと問われれば、採掘や製造、トレードなどのいわゆる生産系を挙げる人間が多い。

 正直、それらを勧める人の情報を信用してはいけない。後述するが、アルファで生産系でそれなりの金策をするのは実質不可能である。



 だが、この記事を読む人間はそれ以外の金策にも興味はあるだろう。軽くは触れておこうと思うが、

自立しようとすればするほど、戦闘は決して避けて通れない


ということを理解しておくべきだ。

では、それらを念頭にスキルプランの話に入ろう。属性リマップについては触れないし、推奨しない。こんなタイミングで使うものじゃないからだ。

EVEでは色々なことが出来る。
まず大まかに出来ることを列挙していくと

PvP
PvE
生産
採掘
トレーダー
ツール開発
その他etc

というかんじだろうか。だいたいのことを知りたければ、出来るモップ管理人のB-OSPwikiをみるといいだろう。

 そして、スキルプランは長期的な計画でみるべきものだ

 PvP、PvE,生産、採掘、トレーダーなどのいずれかを選ぶならば船を宇宙に出すことは確実に存在する。となると、船を扱う為のスキルというのは必ずとる必要がある。

 そういうプレイヤーであるならば、必ずThe Magic14と呼ばれるスキル郡をとるべきだ。これらは、あらゆる船の性能を引き出す為に関係する最も基本的なスキルだ。
 このように鍛えるべきスキルというのはどの分野にも共通するものから専門的なものまで多く存在するのがEVE Onlineというゲームである。
 だが、アルファクローンであれば多くの制限が存在し、専門的なスキルはとることができない。まずはスキルプランを決める為にも、アルファクローンの制限を理解することが重要だ。

アルファクローン(無課金)は、以下の特徴をもつ

・取得できるスキルに制限があります
・最大5,000,000スキルポイントまでしかスキルトレーニングできません
・スキルインジェクターを使用することで、最大20,000,000スキルポイントまでスキルを追加できます
・オメガクローン(課金状態)と比較し、スキル取得に2倍の時間を必要とします
・アルファクローンでゲームにログインしている場合、他のアカウントと同時起動できません。オメガを起動している状態からアルファを起動することもできません。



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アルファクローンが取得できるスキルは次のように制限されています。
・戦闘船はT1戦艦、輸送船を利用することができます。
・殆どのT2モジュールが使用可能ですが、すべてではありません。
・戦艦の装備する大型武器はT1とメタ品制限されています。

このような特徴をもっています。また、基礎スキル郡も多くは制限されており、オメガクローンと同等の性能になることはアルファクローンではまずありません。
・アルファクローンはあくまで、無期限の体験版と考えてください。
・アルファクローンでは低レベルのPvP、PvE、大規模船での一部の船の運用は可能です。
・アルファクローンでの採掘は初期の基礎的な部分しか触れることはできません
・アルファクローンは惑星開発のスキルをとることはできません
・アルファクローンはトレードスキルに大きな制限があります
・アルファクローンは基本的な探検を行なうことができます。

 簡単に言えば、PvE以外での金策の殆どはアルファクローンであるかぎり制限されている


 これが、採掘などを取ってはいけないと言われる理由の一つだ。オメガクローンであっても、採掘スキルをとって採掘をそこそこ1アカウントで運用するのに一ヶ月のスキルを必要とする。アルファなら2ヶ月だ。そして、アルファでは採掘艦に乗れない。

 その間、貴方はEVEを楽しめますか?


 初心者の頃の時間は非常に大事だ。やる気が満ち溢れているその時期に、退屈で変化の乏しい採掘を選び勧めることは害悪でしかないとまで言い切ろう。
 それでも、採掘と生産の道に進みたいのならば知識と経験を身に着けてからその道を選んでも遅くはない。最初から採掘一本に専門的に進むのは早期にゲームを引退するだけだ。

 本記事では戦闘が決して避けることのできない要素であること、アルファクローンの特徴と上記の理由により、PvEと戦闘にのみ特化したスキルプランの提示と解説を行なっていくことになる。最初にキャリアプランを選ばせたのは

 これらの現実を知ってもその道を選べるなら進めばいいという覚悟を覚えてもらう為であり、経験を積んだ後にその道に進めばいいというものだ。


 まず、ゲームを楽しむ上で変化とは急激に起こすものではなく、少しずつ成長していくカタルシスが大事であるとゲーム業界では言われている。
 RPGでいえば、レベルアップし、成長して新しい武器や技を覚えるといったことだろうか。そういう成長があるからこそ、同じ作業であるゲームを楽しむことが出来るのだ。
 EVEというゲームは、この成長していくプロセスをユーザー自身が組み立てることも壊すこともできるというものだ。自由とはそういうことなのだ。

 そのため、N-F-Sで初心者のスキルプランに相談にのるときいつも述べる言葉がある。

基礎スキルを最初に鍛えれば強くなるが、変化は乏しくて飽きる。だからこそ、新しい船にのれたり、モジュールを使えるようになるためのスキルをある程度優先しながらスキルプランを組むのが楽しくやるためのプランの組み方だ

 効率と楽しさとは常に相反するわけでもないが、並ぶこともそこまで多くはない。スキルの取得の最短効率や最高効率を追求すれば、楽しみながらやることはほぼ不可能といえる。

 そのため、新しい船とモジュールの獲得を優先とした順番でスキルを取得し、基礎スキルをあげることが初心者にとっての最良となる。

 こうなってくると、アルファクローンで実際に選べる選択肢はそこまで多くないことに気づくだろう。
 N-F-Sではこれらの理由から巡洋艦である
カラカル



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の運用を目指してもらっている。
カラカルに必要なスキルは簡単に列挙すると
カルダリ巡洋艦
シールド
ミサイル
ドローン
航行技術
となっている。まず、初期段階ではミサイルを使うスキルを取得できていないため、ライトミサイルの取得が必要になるが、PvEではミサイルは属性を変更しやすくターゲットを自動追尾するため使いやすいので好まれている。
 PvEをするためにはミサイルという選択はほぼ必須であるため、避けて通る理由はない。
 また、シールドも火力と足回りを両立するのに最適な防御方式であり、アルファクローンや低スキルの間はアーマータンクよりも重宝する。
 後々ドローンを5にはしたいが、カラカルは5個のドローンを扱うことはできないし、この段階では不要だ。
このカラカルを目標にして、スキルプランを考えてみよう。まず、それをするために前述したThe Magic 14のスキル郡について以下の表をみてもらいたい



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この画像は、初期スキルのレベルとアルファクローンでのスキルレベルの上限を記したものだ。
まず、これをみてカラカルに乗る上で優先的なものとそうでないものを考えよう。
 すべてのスキルが性能に影響を与えるわけだが、



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カラカルにのるためにはカルダリフリゲートを3、カルダリ駆逐艦を3にしてカルダリ巡洋艦を1とる必要がある。
また、武装であるライトミサイルをつかうためにはミサイルランチャーオペレーションを2とらなければならない



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また、シールドタンクを選ぶ以上、シールドアップグレードのスキルをとらなければ、シールドHPが増加するモジュールなどを装備できない。
戦術シールド操作は初期で1あるため、適応攻撃耐性フィールドを使うことはできる。
これで、必要なスキルの順番を決めていこう

個々のスキルにあらゆるボーナスはあるが、この性能を考慮することよりもまずはモジュールや船を使えるようにすることが重要だ

まず、所属国家をカルダリではじめたプレイヤーはカルダリフリゲートに乗れるだろう。そうでない人もカルダリフリゲートをとって選んで欲しい。タレットやドローンがロマンとか様々な感想はあるだろうが

本記事ではタレットは覚えることが多いこと、ドローン艦は扱う為のスキルが重たいこと、アーマータンクは少々理解する知識と必要スキルが多いことなどから取り扱わない

 残念ながら、記事を書いてる人間は効率厨なんだ。ビームに浪漫は理解するが、大人しくカルダリの船に乗るがいい。タレットが主力の三カ国はどうしてもタレットの特徴を理解する必要があり、ミサイルとかいう脳死でも扱える兵器とはわけが違う。


 まずはカルダリフリゲートを扱えるようにし、ライトミサイルを使えるようにしよう。これは、カルダリ駆逐艦のコラックスにも使えるため、非常に便利だ。
 最初はここからである。あなたがもし招待リンクを使いキャラクターをつくったなら、初期で250,000のスキルポイントが手に入っただろう。このスキルでライトミサイルを使えるようにして、シールドや船を扱えるようにすると非常に楽ができるだろう。

 ドローンをあげるのも手ではあるが、ドローン艦をつかうまではドローン5まで取る必要もないのでのんびりでいい。
 まず最初にカラカルを目指し、PvEの金策を安定化させることが最優先である。乗りたい船を乗り回したりするのはその後でいい。まずは最初はある程度の効率を求めることをお勧めする。

 とるスキルの優先度は
船>モジュール>基礎
であり、
船>武器>防御>基礎
という順番を決して忘れてはいけない。小型>中型>大型という順番でこれらは常に意識すること。

船をとっても武器が使えなければ棺おけだ。
武器があっても防御がなければ小さい船と変わらない

基礎は初期スキルでもある程度なんとかなる。

ある程度のスキルに余裕がでたら、リグスキルをとることも考慮するが、恐らくこの記事を読むような初心者がそこまでいくのは一ヵ月後やもっと先だろう




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※このFITはサンプルです。
 この画像はN-F-Sで実際に金策用として利用させているPvEカラカルだ。
モジュールに赤い×が出ていた場合、右にある(i)をクリックします。



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前提案件をクリックします。
足りないスキルについて記載してますので、それを取得すればOKです。 



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このように、必要なスキルが確認できるので上記のスキル取得の順を守りながらスキルプランを組んでいけば、成長の緩急ができ、そこまで飽きずにプレイすることができるはずだ。

 スキルプランは目的をもった上で必要なものからとっていくことで成長を感じて楽しめるようになる。

 さて、スキルはそろい船は用意できたとしよう。コレで何をするかといえば、PvEだ。PvEといってもミッションやDEDがあるが、まずはミッションをまわすといいだろう。操作性などを知ることは大事だ。新しい船やモジュールを装備できるようになったら試すということを癖にしておくと後々の理解力に大きく差ができる。

PvEでの手順説明ではあるが、このように船を揃えるまでのスキル過程については大体理解できただろう。では、ハイセクでの初心者が出来る金策の話に移るのだが、ここまで散々ディスっている採掘や他の金策がどれくらい効率わるいのかを具体的に触れる

 まず採掘だが、ベンチャー採掘では一般的な時給は4Mといわれている。まあ多めに見積もっても10Mいかないだろう。採掘艦に乗れれば別だが、まあ無理だ。
 製造は同時に稼動できるライン数が少ないし、高額な収入をもつものは、元金がかかるか、スキルが要求される。まぁ、無理だ。
 そう、アルファクローン、オメガクローンであっても生まれたての状態からこれらの採掘や製造という選択肢は実は最初から存在していないのだ。
 オメガクローンであり、スキルや経験を積んだ人間が資金をもってはじめて存在する選択肢がいわゆる採掘や製造などの生産系なのだ。

 


ぶっちゃけ初心者が生産に進むなんて引退コースまっしぐら





 これらの理由から、N-F-Sでは初心者に推奨する金策方法としてDEDを提示しており、採掘などを面接の会社説明時に「採掘は推奨していない」と断言している

 しかし、N-F-Sに所属する初心者はアルファクローンで月にして3B~10B稼いでいた。ハイセクであってもアルファでもあっても、初心者であっても効率的に金策をすれば

 効率を求めれば、一日2~3時間のプレイヤーでもそれくらいは稼げるのだ。


 これだけ稼げるのだ。ISKがあれば、序盤は特に大概のことができるようになる。最初こそ楽しむ為に効率を求めるべきだと私は考える。

 メイン金策でないなら、副業として製造に触れる、息抜きや調べ物するための休憩がてらに採掘をする分には良いかもしれない。製造なら船ではなく、弾薬やリグを作ると初期資金もさほど掛からず挑みやすい。船作るのは本当にやめとこう
 じゃあ、製造を生業としてる人間が一人前の収入できるようになった日数がどれくらいかといえば、スキル揃えるのに三ヶ月。軌道にのってから三ヶ月の計半年は掛かった記憶がある。というか、この筆者自身がハイセクで製造金策をして月に数十B稼いでた張本人なので、ハイセクで儲かる方法も熟知している。
 タダ乗りしたところで初期投資の金額からもこの期間が減ることはないし、金を借り受けて予めつくられたラインと作ってもらった施設にタダ乗りするぐらいならいけるだろう
 最も、そこまでしてやる生産とか選ぶ人は生産をやりたいわけじゃないと思うのだが。

 少なくとも初心者が採掘や製造などの生産系で稼げるというのは、「スキルインジェクターやアルファクローンがない時代の古い情報である


 しかし、楽しむことが第一だ。稼いでも貯めこむだけではなく使ってこそ楽しめる機会が増えることも忘れてはいけない。こうやって資金を貯めて余裕ができてからこそ

何をやりたいか?という選択肢を選ぶことができるのだ



 別にこれらを理解しても「そんなこと知ったことかっ!やりたいことをやるんだ!」という人はそれを選べばいいだろう。恐らくそういう人間はこういう記事を読まないと思うが。

 この記事はあくまで、初心者向けである。そして、アルファクローン向けの解説として語っている。採掘も生産も初心者じゃなく、オメガクローンであれば将来的な選択はできるだろう。
 しかし、それであってもスキルの取得時間と時期を考えれば筆者は勧めるの理解できない。
 時給100M以上の製造するのも別に難しいことじゃない。採掘も時給80M以上たたきだすこともできるだろう。
 これらも結局、知識と経験とスキルがあってこそなのだ。ヌルの住人は時給300M稼ぐ人が普通にいる。そうでない人もいる。ハイから出れば当然金策の幅も広がるが、リスクも広がる。

 だが、N-F-Sは基本的に初心者が知識や経験がない状態でハイセク以外で活動するのは非常にリスクが高いと考えており、それらを推奨していない。
「平和だから平気」とか「味方が守ってくれる」とかなんて言葉は信用してはいけない。ハイセクであっても殺されるのに、ロー、ヌル、WHとかどんだけ殺されるリスク高いかって話だ。

ハイセクはあくまで「他と比べれば初心者にとって安心」というだけの話なのだ。自衛の知識は常に重要だ。
 今回の記事の内容だが、初心者にオメガクローンとアルファクローンの差が出ることはほぼ皆無である。これはそういう時期のお話だ。むしろ、この話をゲームはじめて初日で触れる人だって普通にいる時代だ。そのため、このアルファで起きる出来事はオメガであっても起きる 。

次回は自衛に関する知識の初心者記事を書く予定だ。

こういう効率主義な教え方や考え方に興味をもって、いいなと思ってくれたらN-F-Sに入社するんだっ!


 N-F-Sは、Null-sec PvPコーポである C8N8O16 が運営している初心者育成専門のコープです。​当社は「大規模戦を皆で楽しみたい」という初心者さん向けの育成コープです。あなたの意思を無視して、いきなり危険地帯に連れて行くといったことはしません。また、あなたの嫌がることを強制する事はしません。あなたなりの歩幅で、あなたなりの最初の一歩を、私達と一緒に踏み出してみませんか?​N-F-Sは、あなたの歩みを応援するコープです。


興味がある方は、このページにしたがって、入社申請を飛ばし、連絡をお待ちください。