※ 旧BlogのPart3を加筆、再編集したものです。
EVEにおいて、”初心者じゃなくなるのは何時か?”と問われれば、様々な回答を得ることができる。
この問いに、私は迷い無くこう答えることだろう
”失敗や敗北などから何かを学べるようになれば、それは初心者ではない”
ゲームでも現実でも失敗から何かを学ぶことは頭で理解していても非常に難しいことだ
EVEというゲームは、この難しいことを学ぶことこそが、初心者ではなくなることだと考える。
しかし、失敗や敗北というものは重たく無慈悲なものだ。そこに優しさの介在はなく、あるのは残酷な結果だけである。そこを直視し、心を平静に保ちながら失敗から何かを学ぼうとするという行為はその人の精神力が問われることは多い。 それはEVEも例外ではない。
だからこそ、失敗や敗北がどういうものかを知り、学ぶ機会に導くためにこれらの記事は書かれている。初心者は失敗を恐れてはいけない。敗北は恐れるものではない。
恥ずべきは、何も学べないことであるのを胸に刻んで欲しい
1、安全に空を飛ぶために覚えておくべきこと
ハイセクは安全である という思い込みと幻想は早々に捨ててしまえ。
安い船は狙われない、初心者だから大丈夫などという根拠の無い論理は犬の餌にもならない。
この宇宙に、安全なところなんてない。ハイだろうとヌルだろうと等しく船が落ちるというリスクは存在する。セキュリティの差というのは攻撃する側がもつリスクの大きさの差でしかなく、そのリスクに見合うリターンがあれば、当然落としにいく。
そのリターンがISKであれ、楽しみであれ、価値観であれそれを測りきることは不可能だ。 だからこそ、どこで活動するにしても安全に飛ぶための知識を学ばないといけない。
以下の文章はEVE Goldenruleの和訳を少しだけ補足したものである。原文和訳はこちら
損失は許容範囲内に留めよ
* 失ったら一巻の終わりだという船(あるいは積荷を抱えた状態)で飛んではいけません。そう、たとえそこがハイセクでも。艦船や装備はもう一度それを買い直せるくらいの余裕を持った状態で使うようにしましょう。
PvPに同意すること
* 出港ボタンを押した時点で、あなたはPvPに関わることに同意したも同然です。* セキュリティステータス1.0の宙域も安全とは言えません。CONCORDの仕事は犯罪者を罰することであって、あなたを守ることではありません。この考え方に慣れてください。* ゲーム内の敵対行為から100%安全であろうとするなら、大抵の場合、ステーションに入港しておくことだけが唯一の手段です。遮蔽して秘密のセーフスポットに隠れているのもいいでしょう。
誰もが詐欺師になりうる…あなたでさえも
* 失ったら取り返しがつかないものに関するコープの権限を他人に与えてはなりません。一切の例外なく。* 誰かが無料でアイテムをくれようとしている? 罠かもしれませんよ。無料より高いものはないのです。* 普通、この世界に無料で手に入るものはありません。自分自身が掘った鉱石も然り。* 話がうますぎると思ったなら、それは実際その通りです。偏執病を患うくらいで丁度いい世界だと心得てください。すべてを念入りに確認しましょう。* 他人を騙したり利用したりするのは褒められた行いではないかもしれませんが、禁止されてはいません。EVEのゲームシステムはそういった行為を推奨し、相応の対価が得られるように設計されています。* 嫌がらせや現実生活に対する脅迫は許されておらず、重い処分を受ける可能性があります。そこは区別してください。
ISKではなく、スキルでもなく、経験こそが肝要である
* 生まれて数分のキャラクターがいたとしても、すぐに初心者だと判断するのは早計です。多くのプレイヤーが別キャラを持っています。また、スキルインジェクターでブーストしているかもしれません。逆にEVEから離れていたプレイヤーが復帰することもあるし、キャラクターが売買されて持ち主が変わっていることもあります。外見は歳を重ねたキャラクターでも、中身は初心者同然という可能性もあるわけです。* 1日未満で取得できるスキルは短期的なものです。1週間以上かかるなら長期的だと言えるでしょう。* このゲームは長距離輸送のようなものです。じっくり腰を据えて物事に取り組む必要があります。あなたが壮大な計画を抱いているとしても、アルファアカウント1日目で何か意味あることが出来るとは思わないでください。* 経験やスキルが全く等しければ、高性能な船より数で勝る側が勝つことがほとんどです。そんなシンプルな状況は滅多にありませんが。* 合計スキルポイントはさほど重要ではありません。目の前の状況に関係するスキルレベルこそが重要なのです。そうです。200万ポイントしか持たない喧嘩好きの初心者が、6000万ポイントのベテラン製造業者を叩きのめすというのは大いに有りうることです。
大は小を兼ねる…とは言えない
* 高価なアイテムは常に値段に見合っただけの性能を持っていると考えるのは間違いです。* ちょっとだけ優れたアイテムを買おうとすると、ちょっとだけ劣ったアイテムの何倍もの出費を強いられます。どうか賢いお買い物を。* T2モジュールは比較的安価で性能も良いのが普通ですが、やや高めの前提スキルが設けられています。しかし、中にはT1モジュールより劣っているものもあります。あまり安いとは言えないものもあります。全然安くないし性能も良くないというものさえあります。
* EVEには「絶対無敵の最強兵器」なんてものはありません。撃たれるだけ撃たれれば何だって宇宙のデブリになるんです。
* 十分なスキルと経験があれば、船のサイズの違いは本質的な問題ではなくなります。
ゲーム内情報を活用しよう
* 右クリックで出来る「情報を表示」、「比較」はあなたの最高の友達です。何だって見てみましょう。* 出港前はくれぐれも保険の確認を怠らないように。まぁ、T2艦船なら…別に気にしなくてもいいかもしれませんね。
アンフェアな状況に直面した?
* EVEには「フェアな戦い」も「アンフェアな戦い」もありません。そこにあるのは戦いのみです。状況に文句を言ったところで無意味です。* なぜなら、あなたに与えられているのは宇宙へ飛び出す自由であって、義務や命令ではないからです。
心配するな、それは時間の問題だ!
* あなたがPvPを続けるなら、いつかは船を失うことになるのです。いつ、どこで沈むのか。ただそれだけの問題です。* 宇宙空間でログオフした時、PvPタイマーが発動していない状態なら、1分後には…少なくともあなたが再びログインする時まで…あなたの安全が確保されます。PvPタイマーが発動している状態だと、少なくとも15分間はあなたの船が宇宙空間に残ってしまいます。戦闘の最中にログオフしてもただ撃沈されるだけです。戦いが始まったなら決してログオフするな。これは鉄則です。* どこかの誰かはあなたより優れたスキルを持ち、あなたより経験豊富で、あなたより賢く、あなたより多くの友人を持ち、あなたより長くログインしています。そういうプレイヤーに狙われないよう祈りましょう。* 何かを失ったとしたら、大抵の場合は自業自得です。冗談抜きで、あなた以外の誰の責任でもありません。
2、オートパイロットを使うな
オートパイロットは死を意味する。
その理由は単純だ。オートパイロットでゲートに向かうと、ゲートの12km先に到着し、そこからゲートまで接近するという12kmの攻撃できる距離が生まれるからだ
12kmの距離で死ぬことはないだろうと考える人もいるかもしれないが、大きな間違いだ。
ジャンプ可能距離が2500mだとしても9.5kmの猶予がある。これはどれくらいの時間かと問われれば、どんなに早い船でもオートパイロット状態なら推進モジュール等を起動させてないかぎり15秒以上の猶予が存在することになる。
15秒あればカップスープの「よくかきまぜて、15秒以上経ってからお召し上がりください」という工程をこなせてしまう。15秒はCM一本の尺であると考えれば、長い時間なのは理解できるだろう。
ロックオンして、撃ち落とすなんていう工程は即座にこなせる。いや、むしろ船によってはロックオンする必要もなく、スマートボムで焼き尽くすこともできる。そんな無防備な時間が存在する操作を行って生存できると考えるほうが甘い。ニューエデンは無情なのである。
ハイセクで安い船なら死なない ハイセクで大きい船だから殺されない 初心者だから襲われない 何を根拠にそんなことをいっているのだろうか?CONCORDがいるから?
お気の毒ですが、CONCORDは犯勢者を制裁する役目であって、犯罪者から守ってくれるわけではありません。
・船をどう扱うか、どのような設計をなされているかを理解し、スキルトレーニングし、どうやって上手に扱えるかを考えていきましょう。学習は、あなたを成長させEVEを楽しくさせてくれます。
・防御スキルを優先的にあげましょう。これらは、あらゆる船に効果が活きてきます。あなたの船がすぐに沈んでいる場合、攻撃スキルは役に立ちません
・船の性能や扱い方や必要なスキルがわからない!って人は簡単な指標として船の情報から次のように確認できます。あくまで指標のひとつにしか過ぎませんが、かなり役に立つでしょう。
特徴タブをひらき
艦船の特徴のアイコンにカーソルをあわせると、その船の簡単な特徴と指標を知ることができます。
また、習熟度タブをみると
各項目にカーソルを合わせると、その項目がどういうものかの説明が表示され、開くと必要なスキルの指針等につかえる証明書の中身を閲覧できます。
また、この習熟度タブの右側のV(Level5)の習熟度アイコンをクリックすると
このように、項目が増えている場合があるため、この船の運用に必要なスキルや方向性を知るのにより多くの情報を与えてくれます。
・楽しむ!質問する!一緒に遊ぶ! これらはとても重要なことです
4、移動に関するTIPS
・EVE Gatecamp Check(英語サイト)を利用して、移動しようとしているルートを確認しましょう。ここでは過去1時間にルート上でキルが発生してるかどうかを確認できます。
また、移動ルートを設定する際は必ず「安全性を優先」してください。場合によっては危険なローセクやヌルを通ることになり、そこで撃墜されることがあります。
・常にローカルチャットと他のチャットウィンドウは切り離しておき、ローカルチャットを常に目視確認できる位置におくようにしましょう。
・あなたがよく利用するステーションに安いアイテム、ゴミでもいいからひとつ置いておきましょう。個人資産から便利なブックマーク集に早変わりします。
・各商都ではinsta-undockブックマーク、0mブックマークを用意しておきましょう。これらを利用することにより、あなたがkamikazeされるリスクを軽減することができます。
・ジャンプゲートを通過した直後は60秒間、あなたが移動などの操作を行わない限り、遮特殊な蔽状態になっており、無敵状態です。たとえ敵が待ち構えていたり、何か問題に直面してもパニックにならないように、数秒間何もせず休んで状況を分析し、何をするべきか決めましょう。死ぬ際も覚悟を決めることができます。
5、プレイに関するTIPS
・ショートカットを使いましょう
※画像は、EVEリファレンスシートより
6、情報は武器であり盾なり、調査を怠るな
ニューエデンで一人前のカプセラは間違いなく情報収集能力に長けた人間だ。詐欺師だろうとkamikazeだろうと情報収集は怠らない。一発逆転や大きな収入を得ようとすれば、多くのことを学ばなければならない。 怠惰を求めて勤勉に行き着く。決して楽な道は存在しない。
今回は、その情報収集に欠かせないサイトzkillboardの見方を解説する。
ハイセクにも危険があるという話をしながら見方を解説するために、これをみてほしい。注意してほしいのは、解説している内容はあくまで一側面での見方にしか過ぎない。また、下記の解説は旧Blogの記事投稿直前のデータのため、現在と数字は違うので注意されたし。
このOrcaはウエダマと呼ばれるハイセクでkamikazeにより撃ち落されている。LocationがVI- Moon 5と表示されているということは、スターゲートの付近ではなく、VI-Moon 5 付近。ということが読み取れます。
まず、OrcaのFITから彼は防御系のMODを搭載していないのがわかる。そして、Orcaの基礎HPとスキル強化後のHPを知っていれば、彼の被弾したDamageが97,609という情報から、彼のスキルは防御系を完全に取りきっていないという情報も読み取ることができる。
このOrcaのFITデータから、彼のFITに別段高額モジュールがないのはわかるだろう。Rigスロットに高い物が搭載されているが、Rigはドロップしないのでこの段階で何かあるわけじゃない。
ドローンベイには高額なドローンがいたことがわかる。Augmented Mining Droneは一機それなりにする。これを全部Dropしても金額としてはせいぜい220M程度。kamikazeをする動機としては非常に弱い。
カーゴベイをみると大量のアイテムが入っている。このアイテムの総額が
カーゴベイをみると大量のアイテムが入っている。このアイテムの総額が
Total: 564,910,689.92と表示されている。つまり、ドローンベイと合わせれば、最大で780Mぐらいは手に入ったことがこの段階でわかる。
つまり、このOrcaはkamikazeを行った際にCONCORD等に落される船が最大780M以下ならば利益が出るという情報はよみとれる。では、実際にこのkamikazeを行った人々の構成をみてみよう
キルボードの情報から20人でOrcaを撃墜したことがわかる。構成はTalosが2隻とCatalystが18隻といったところだろう。
キルボードの情報から20人でOrcaを撃墜したことがわかる。構成はTalosが2隻とCatalystが18隻といったところだろう。
12隻のCatalystが1隻あたり11M。残りの6隻が1隻あたり1.5M。Catalystだけでも141Mの投資が行われている。
Talosが1隻あたり102M。2隻いるので204M。つまり、345M以上のアイテムがドロップすればこのkamikazeは赤字にならず成功したことが読み取れるだろう。
Talosが1隻あたり102M。2隻いるので204M。つまり、345M以上のアイテムがドロップすればこのkamikazeは赤字にならず成功したことが読み取れるだろう。
つまり、45%以上のものがドロップすれば黒字になるため、このkamikazeはビジネス用途という可能性がありうることがわかるだろう。
このOrcaがkamikazeに狙われたのは必然ともいえる。そして、次に読み取るべきものとして、この撃墜したkamikaze屋の情報だ。
彼らの所属はCODE.と呼ばれるアライアンスだ。https://zkillboard.com/alliance/99002775/
このページをみるとわかるが、CODE.は主にハイセクでkamikazeを行っている。対象は採掘艦と輸送艦が多い。割と無差別にkamikazeを行っていることからもわかるとおり、とにかく殺せそうなものをハイセクで殺している面もある。
では、殺された場所であるウエダマをみてみよう
https://zkillboard.com/system/30002768/
では、殺された場所であるウエダマをみてみよう
https://zkillboard.com/system/30002768/
随分いろいろなものが撃墜されているのがわかるだろう。このシステムのキルをみると、Kamikazeと戦争屋が多いことが読み取れる。つまり、ウエダマで高額な船は狙われるというのは確実なわけだ。
このように、キルボードは情報を収集し、解析することができる。戦争屋なのかkamikazeなのかもキルボードをみれるようになれば覚えることができる。
では、この解析の手順よりもう少し突っ込みONCBNを解析してみよう。
https://zkillboard.com/corporation/98476559/
まず、最初にこの部分から解説をしよう。コーポレーションの正式名称はC8N8O16 Tickerは[ONCBN]というのがわかる。
CEOはMuraku Butler
所属AllianceはGoonswarm Federationコープの所属人数は271
そして、最初の解析は右側の情報だ。
Alltime(全体) Recent(最近) Weekly(週間)
https://zkillboard.com/corporation/98476559/
まず、最初にこの部分から解説をしよう。コーポレーションの正式名称はC8N8O16 Tickerは[ONCBN]というのがわかる。
CEOはMuraku Butler
所属AllianceはGoonswarm Federation
そして、最初の解析は右側の情報だ。
Alltime(全体) Recent(最近) Weekly(週間)
のスコアをみることができる。
今回はAlltimeでの説明にする。
縦列は船、ポイント、ISK
横列はDestroyed(撃墜数)、Rank、Lost(撃沈数)、Rank Eff %(スコアの割合) Alltime rank(全体でのランキング)
となっている。
ONCBNのスコアをみると
ONCBNが設立されてからキルボードに登録されている船の総撃墜数は23,405隻。総撃墜数のランクは1080位のコープとなっている。
ポイントは32,294で1879位だ
総撃墜金額は14.66T(Tは日本の数字でいうと兆。つまり、14.66兆ISKの撃墜をしている)
今回はAlltimeでの説明にする。
縦列は船、ポイント、ISK
横列はDestroyed(撃墜数)、Rank、Lost(撃沈数)、Rank Eff %(スコアの割合) Alltime rank(全体でのランキング)
となっている。
ONCBNのスコアをみると
ONCBNが設立されてからキルボードに登録されている船の総撃墜数は23,405隻。総撃墜数のランクは1080位のコープとなっている。
ポイントは32,294で1879位だ
総撃墜金額は14.66T(Tは日本の数字でいうと兆。つまり、14.66兆ISKの撃墜をしている)
この下には一週間の高額キルが乗っている。
ONCBNはこれらが撃墜時のキルメールに名前が載っていたために、ここに表示されている。
そして、一つずつキルを開き中身を解析していけば、どういう状況でのキルなのかなどが見えてくる。
こうやって、zkillからその組織の強さ、アクティブ、キルの中身なども解析することは可能であり、特定の組織と戦ったりする際に相手の人数や使う船のFITまでもある程度までなら解析することができる。
EVE Onlineの戦いはPvPではなく戦争だと言われるように、戦う前の情報収集と解析がメインである。この収集と解析を怠れば喰われ、負け続ける。 自分の身を守るため、戦うためにも情報収集は決して怠ってはいけない
だが、どんなに慎重になり警戒していても死ぬときは死ぬし、負けるときは負ける。大事なのは、その勝敗の先で学ぶことができるか?成長することができるかということだ。成長しないものは同じ敗北を繰り返す。
勝利しても、次に同じ状況があったときに負けることもある。大事なのは自身を驕らず、勤勉を怠らないことだ。
7、情報収集に使えるサイト一覧
zkillboard https://zkillboard.com
eve prism https://eve-prism.com
Dotlan http://evemaps.dotlan.net
Eve Who https://evewho.com
EVE Gatecamp Check https://eve-gatecheck.space/eve/
大体この5つが使えれば、7割の情報は収集できるだろう。他にどういうのがあるのか知りたいひとは
https://wiki.eveuniversity.org/Third-party_tools
でどういうものがあるのか確認するといいだろう。
大体この5つが使えれば、7割の情報は収集できるだろう。他にどういうのがあるのか知りたいひとは
https://wiki.eveuniversity.org/Third-party_tools
でどういうものがあるのか確認するといいだろう。
8、あとがき~初心者ガイド執筆感想~
初心者ガイドシリーズはここで一旦終了する予定だ。
ネタがないので。浮かべば書く
要望があれば、何かしら書くかもしれないが、現状要望があるものは初心者を脱却した先のガイドが多いし、他の記事にも集中したいという本音がある。
このガイドを旧Blogから連載しはじめたのは、執筆当時日本語での初心者向けの記事は皆無であった。存在はしていたのだが、大変不満に思うものは多いし、それは今でも変わりはしない。
ただ、何もせずに初心者のためとか誰かのためとか声を張り上げ、理想を掲げるだけの何もしないやつにはなりたくないし、そうありたくはない。そういう思いとこれからEVEを始めよう、始める人たちがEVEというゲームを楽しめるようにするためにガイドを書き始めている。
時間が許す限り、初心者ガイドは最新情報を維持するつもりだ。自分に代わる人が日本コミュニティの中から出てくることを望んでいるが、割とこれについては現状では絶望的だろう。
この手の記事をかくまえにも書いてるときにも何人がガイドや翻訳をするといってやってなかったのか。
自分も記事を出す出す詐欺みたいなことをしているので、ひどいブーメランではあるのだが、義務ではないし、途中で飽きるのも理解できる。モチベも執筆とか続かないのも強く同意できる。
本当に人が増えてほしいとか、色々コミュニティに貢献したいと思うなら、コンテンツ提供やwiki執筆している人になんらかの手伝いや些細なことでいいのでお礼や応援メールを送るといいだろう。
些細な言葉や応援でモチベは大きく変わる。手伝いがあるだけで非常に助かるのだ。だから、自分はそういう人間が育つ環境をつくるためにもこういう活動は飽きるまで続けるだろう。
もし、初心者がこれらのガイドをみて自分もこういうのを書きたい!何か将来の人のためにやりたい!と思うならBlogや動画、どんな短くてもいい、どんな些細なことでも発信するといい。SNSや掲示板ではなく、しっかり形に残しやすい媒体が望ましいだろう。
または、前述したようにコンテンツ提供者を応援するなり協力するといい。そういう積み重ねがコミュニティを、文化を築き上げるのだから。
本当にこれらは大事なことだ。
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