2021年1月14日木曜日

出張!ONCBN従軍記 #11 たまには外食も良いもの

戦場がデルヴに移ってからというもの、多くの艦隊は迎撃、あるいはリージョン内のストラクチャやエントーシス処理によって出撃していた。出かけてもクエリアスだ。多くの艦隊はそれでも刺激的なものではあったが、これも不要不急の外出は自粛するご時世か・・・とため息をつくときもある。

そんな中、ふとした予感を覚えて飛び込んだ艦隊がある。ステルスボマー&キキモラ艦隊。しかもフォーカスボイドボム・・・つまり対キャピタルのキャパシタ滅殺用ボムをご所望だ。小型艦ならではの高速さと、トルピード&エントロピックディスインテグレーターの高火力にボム、この編成は主力艦をシバきに行く時の装備である。またどこかでスターゲートをのんびり飛んでいるタイタンでも捕まったのか?にしては、急いでいる風ではない。

のんびりと出撃。ワームホールを潜ってたどり着いた先はオアサ・リージョン。ここはFRTことFraternity.の領土だ。FRTは、正直辛い。なぜ辛いかといえば、主力艦を襲ったときのレスポンスが桁違いに速いからである。だが久々の遠征だ。昔はこういう艦隊よく立ってたよな・・・と「なるようになれよ」精神で飛ぶ。フリートワープがかかったとき、チラっと「大規模鉱床」の文字が見えた。

ロークアルだ。

ランディングすると先行したワープ妨害型駆逐艦が仕込みを終えていた。ロークアルは3隻。完全にバブルに浸かっており、サイノシュラル妨害器も展開済み。これは、もしかしていけるんじゃないのか?


ロークアルは普通の採掘艦と比べるのもおこがましいほど強力な艦だ。主力艦級のシールドブースター、それも救出が来るまでの短期決戦に特化したキャピタル補助シールドブースターはよく耐える耐える。しかもスマートボムなどをバンバン炊いてこちらを牽制してくる。しかしそれでも、100隻からのステルスボマーとキキモラが攻撃を始めればまったく耐えられない。ヤバい落ちる、というところでロークアルの専用装備「パルス発動型ネクサス非脆弱化コア」通称PANICモジュールが起動する。これは一定時間ロークアルとその周辺にいる採掘艦を無敵にする必殺の、そして1回限りのモジュールだ。効果時間は最大で6分、救援にかける一発勝負の手。しかしそれはこちらも織り込み済みである。そもそもこれを使わせられないということはロークアルにタンクしきられて落とせない、ということであり、できる限り早期にこれを使わせるのがロークアルを落とす詰めの1手である。ステルスボマー&キキモラ艦隊はゆっくりと、しかし確実に1隻ずつロークアルにPANICを使わせていった。ここまでは非常に順調だ。すでにローカルには先行偵察と思しき要撃型フリゲートの姿もあり、人数も確実に増えている。サイノシュラル阻害器のおかげで即座のドロップこそ防げているものの、次の瞬間ローカル人数が激増してもおかしくない緊張の時間だ。FRTにしては、むしろ遅すぎるほどの遅さ。超人的なプレイヤーは皆デルヴに出張ってしまっているのか!?

3隻目のロークアルにPANICを使わせたあたりで1隻目のPANICが切れる。艦隊は悠々とそこに戻り、1隻目のロークアルを落としにかかった。その時だ。ついに奴らがやってきた。サイノシュラルフィールドを搭載しているレイピアがサイノ展開可能ポイントを探り当てたのかクロークアウトしてサイノシュラルフィールドを展開、FRTの艦隊がジャンプアウトしてきた。


正直微妙な残りHPだったが、やってきたのが大型艦載機母艦を中心とした艦隊だったことが幸いだった。戦闘機では大味すぎて、小型艦編成のこちらに有効な打撃は与えられないだろうな!しかも飛んでくるまでは時間がある。艦隊司令官は攻撃の続行を指示し、ジャンプアウトした空母群が戦闘機を大量に展開する頃に、1隻目のロークアルを撃沈せしめた。

https://zkillboard.com/kill/89903378/

だが、残念ながら2隻目は手が出なかった。遅れて展開された少数編成のムニン艦隊がすさまじい勢いで場を制圧しつつあったからだ。こちらはバブルをバラまき、飛んでくる戦闘機を削りながら後退し、十分距離を取ったところで離脱した。不運にも何隻かは食われたが、艦隊の大多数は意気揚々と拠点へと帰還したのだ。

実際最初のロークアルを削っているときにドロップされてもおかしくはなかったが、こちらの遠征もあまりなかったことだ。ちょっと油断があったのかもしれない。

さらについでに補足すれば、実はロークアル3隻のうち1隻は日本語名だった・・・。日本人か、あるいは日本人から船を買ったか。ククク、見ているかもなァ。これがGoonだ。次は油断せずに掘ってくれ!!

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