2020年5月13日水曜日

出張!ONCBN従軍記 #1 ワームホールの決闘

ONCBNのドレイク艦隊、ワームホールを流す・・・。

いくつかの穴を経由してたどり着いた先はあの「EVE University」の拠点であるワームホール空間。先行した偵察艦がそこからお出かけする数隻の巡洋戦艦を捉えており、戻ってきたそいつらを食いたいような感じだ。
しかしフリートの司令官には別の思惑もあったらしい。面白いものを見せる、と前置きした上で、おもむろに礼儀正しく扉をたたき始めた。


FC「knock knock」


ローカルチャットで!?
ワームホール空間ではローカルチャットが”発言するまで”見えない。奇襲には最適で、プレイヤーはDスキャンやコンバットプローブを駆使して相手を探し、また身を守るのが普通だ。その利点を捨てた?

そのまま、戦おうぜ、じゃフォームアップするわ、というような会話が続く。なるほど、相手を戦闘モードに引き上げるためか。ワームホール空間における侵入者は最大の危機である、と言っていたWH屋がいた。どこにいるかわからない敵。いつ襲ってくるかわからない相手。普段はPvPが嫌いでも、侵入者だけは全力で容赦なく殺しにかかるのだと。


FC「顔も見せる」


マジかよ!?
艦隊は相手の拠点であるフォータイザーのグリッド内に飛んだ。戦闘艦とロジスティクス、誰を隠すわけでもなく全員でだ。そんなことをしたら相手が全力で、ありとあらゆる手段で殺しに来てしまうのでは?しかしそうはならなかった。



太陽(これも相手の拠点から目視できる距離)で相手を待つこと少々、出撃してきたのはほぼ同数のブルティクス・ハービンジャー混成艦隊。ロジスティクスもこちらのオスプレイに合わせたのか、オーゴロー。加えて数隻のブラックバードとアシッムー、タロス。容赦なくこちらのロジスティクス艦を狙ってランディング、戦闘が開始された。

正直艦隊戦にもかかわらず、ターゲットしたら相手が1000m切ってるような戦闘は初である。完全に両者の艦隊は混ざりあい、相手のブラックバードがこちらのロジスティクスのキャパシタ送電チェインを無効化しようとしてくる。こちらもオーゴローに食いつき、相手の喉笛を食い破ろうとする。しかし膠着はわずかな間だ。
相手のタロス、ハービンジャー、そしてオーゴローが1隻落ち、そこからは一気に崩れた。FCの指示でドローンも投入され、次々と相手の戦闘艦が落ちる。もちろんここは相手の拠点、バブルもないので何人かは船を乗り換えて再出撃してくる。しかし戦力的には大差がつき、逐次投入ではどうにもならなくなったあたりで敵が撤退、戦闘は終了した。

終わってみれば、相手はほぼ全滅。こちらの被害は1隻。

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FCには勝算があったらしい。相手も戦闘経験が欲しいだろうから、こちらの仕掛けてみせた戦闘にほぼ同等の艦隊で対抗してくるだろうという勝算だ。バブルを使わなかったのもいわば礼儀。卵を割ってしまうとワームホール空間に戻ってくるのは大変だからだ。

手ごたえの感じでは、どうも相手のオーゴロー(ここには2隻しか映ってないが3隻はいた気がする)は1分ちょっとでキャパシタ切れを起こしたか何かで有効に機能していなかったようだ。接近戦に来たブルティクスは柔らかく、ロジの支援なしではまったく持たなかった。ブラックバードは数的に全ての支援艦に対応できたはずだが、そうはならなかった。1隻2隻にひたすら集中していたらしい(されてた人がボヤいていた)。あとは殲滅戦である。

ただ、こちらもプライマリ・ターゲットへの攻撃がばらけていたところがあり、反省点はいくつもある。だが初めてロジスティクス艦に乗る人の経験にもなり、なんとも爽やかな空気を残したグッド・ファイトだったのである。


もちろん全てのワームホール戦闘がこうであるとは言えない。しかしこういうイカした戦闘も時には起こるのだ。

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